専門家からのアドバイス

左右のふくらはぎの太さは同じですか?

みなさんこんばんは!今日はふくらはぎの太さについてお話をしましょう。

コロナの影響により、在宅でのお仕事をされる方も増えており外出する機会や歩く機会が減っている方も多いと思います。

歩くにはふくらはぎの筋肉は重要ですし、またふくらはぎは股関節とも関連があります。

ふくらはぎの太さを見ればその方の股関節の使い方が見えてくるのです。

まず、ご自身の左右のふくらはぎの太さをチェックしてみて下さい。最も太くなっている部分の左右の周囲を測るのが良いでしょう。も

股関節は他の関節と連鎖して働き他の関節の影響が股関節に及ぶことがあります。

歩行の立脚後期には脚を蹴り出して前に進むのですが股関節に障害があり、蹴り出しの際に股関節の伸展がうまく行えないと、足関節の底屈による代償作用により前に進もうとします。

この時に使われるのがふくらはぎの筋肉です。

ここでふくらはぎの筋肉について解説ですが、ヒラメ筋と腓腹筋という筋肉があるのですが、この2つが合わさって下腿三頭筋という筋肉を構成しています。アキレス腱も下腿三頭筋の一部になります。

下腿三頭筋は底屈という足首を下に曲げる動きをする為に働きます。

この筋肉はジャンプのように上下の動きの際に多く使われますが、歩行での前方への動きに関してはあくまでも補助的な役割です。

ですから足関節の底屈を中心に下腿三頭筋を使って歩いている方は通常の良い歩行をしていないということになります。

つまり悪い歩き方をしてる股関節側のふくらはぎ(下腿三頭筋)は大きくなっているということが言えます。

あくまでも一つの目安であって必ずしも問題があるという訳ではありませんが、股関節が悪いという方に関してはふくらはぎの筋肉の状態は重要だと言うことを知っておいて下さいね。

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(2020年6月1日)


仙骨座りは絶対にやめよう!

みなさんおはようございます。

とっぷ整体整骨院の前田です。

今日は座り方について少しお話しましょう。

やっと緊急事態宣言が解除され、コロナによる自粛も少しずつ緩和されてきてますね。

とはいえ、みなさんまだまだ第2波のリスクもあるので外出は控えてお家で過ごしているという方も多いのではないでしょうか?

長時間座ってのパソコン作業や、またはTVを観たり、ゲームをしたり、本を読んだり…

その時の座り方はどのような姿勢になっているでしょうか?

今日のテーマである仙骨座りですが、

そもそも良い座位というのは

・椅子にもたれすぎない

・自然な背骨のS字ライン

・骨盤をしっかり起こす

という点を押さえている背筋が伸びている座り方です。

一方、仙骨座りは

・臀部が前方へ滑っている

・骨盤が後掲している

・胸椎と仙骨の2点支持の座り方

という見た目も少しだらしない座り方です。

実は習慣的に仙骨座りをしていると股関節の痛みを生み出すことに繋がってしまいます。

特にこの仙骨座りは電車やバス、お家のソファでの座り方でよく見かけるかも知れません。

ふわふわで触り心地が良い椅子は、快適に座れていると思っているかも知れませんが、意外とそうではありません。いわゆる「仙骨座り」になっていることが多いです。

シートの背もたれは基本的に垂直にはなっていません。つまりもたれると体幹は斜めになってしまいます。また滑りやすい素材であれば一定の位置に保つのは難しく、臀部が前方に滑っていってしまうのです。

座っている時は楽に感じているかも知れませんが、この仙骨座りでは背中と仙骨の2点支持で身体を支えることになります。

この姿勢だと普通の座位姿勢よりも背中への圧が強くなり負担がかかります。

習慣的にこの座り方をしてしまうと、背中の筋肉の緊張が腰の筋肉にまで影響を及ぼすので結果的に腰椎や骨盤の動きを悪くしてしまいます。

また骨盤は後傾するクセがついてしまい、高齢者のような姿勢になってしまいます。股関節の動きが低下して腰痛になりやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。

何気ない普段の座る姿勢が痛みの原因になっているということも知っておいて下さいね!

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(2020年5月24日)


脳梗塞とは?起きたらどうする?

みなさんこんばんは。とっぷ整体整骨院の前田です。さて、本日は脳梗塞という病気についてお話しましょう。

脳梗塞とは脳を栄養する動脈が血栓により詰まってしまい、その部分で脳細胞が障害を受けて発症する病気のことです。

何の前触れもなく発病することが多いと言われていますね。
そして、脳梗塞の早期に前兆として起きるものを一過性脳虚血発作(TIA)と言います。
数分~数十分程度でその症状は治まってしまうことが多いです。
そのため「ちょっと体調が悪いだけだから、放っておいたら治るだろう」とそのままにされることも多いのです。
しかし一過性脳虚血発作が起こると約5%~20%の人に脳梗塞が発症するといわれているので決して見過ごすことは出来ませんよ。

一過性脳虚血発作の症状は様々です。
また脳内のどこの血管が閉塞したかにより症状も違います。大きく分けて内頚動脈系・椎骨脳底動脈系の2種類に分けることが出来ます。

内頚動脈系
感覚障害 身体の片側がしびれる
視覚障害 物が二重に見えたり、視野の半分が見えない
運動障害 身体の半分に力が入らずに物を落としてしまう

椎骨脳底動脈系
言語障害 ろれつが回らない 舌がもつれてしまう 言葉が上手に出ない
バランス感覚障害 ふらつく めまいがする

脳梗塞の予兆や早期症状は、脳血管が血栓によって一時的に詰まってしまうことで出てきます。しばらくすると症状が治まったりもしますが、血管が詰まりやすくなっていることには違いありません。

脳梗塞の効果的な治療は、脳梗塞が発症してから時間があまりたっていない早期にしかできません。ですので上記のように疑われる症状が起こったら直ちに119番に電話をして救急車を呼び専門病院で診てもらうことです。

搬送までの注意点ですが、できるだけその場で横になり楽な姿勢をとってください。
立ち上がったり・歩いたりすると脳への血流が下がり、症状がひどくなる可能性があります。
また誤嚥にも注意が必要です。首が前屈みにならないように、クッションを背中などに入れて首がやや反るような形になるようにしてください。軌道が確保されて呼吸もしやすいです。

最近ではFASTという標語が広まってきていますね。
Face【顔の麻痺】Arm【腕の麻痺】Speech【言葉の障害】Time【発症時間】
3つの症状の有無と、これらの症状が現れた発症時間を確認して、すぐに119番で救急車を呼び救急受診しましょうと呼びかけるものです。
先ほども言いましたが、脳梗塞は早期受診と早期治療が重要です。少しでも『脳梗塞かな?』
と疑われるような症状がみられたら、一刻も早く専門病院を受診してくださいね

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(2020年4月18日)


女性はなぜ骨粗しょう症になりやすいのか?

みなさんこんばんは、とっぷ整体整骨院の前田です。今日は女性特有の疾患について2つお話していきます。

まず一つめのテーマですが、タイトルにある通り「女性はなぜ骨粗しょう症になりやすいのか?」です。みなさんはご自身が骨粗しょう症であるか知っていますか?

きっと若い方は、まだまだ私はそんな病気になる年齢じゃないと思われているかも知れません。しかし、当院で骨密度検査を勧めて提携クリニックで検査を受けてもらった方の中には、

20代や30代の女性も増えてきているのです。

これにはおそらく運動不足やカルシウムミネラルが不足した食生活、いわゆる生活習慣が大きく影響しています。まだ若いからと言ってあなどってはいけません。

しかし、ではなぜ男性よりも女性が多いのか?

生活習慣はあくまでも外因によるものです。そこに男性と女性の差が大きく出るのは不自然ですよね?

また本来であれば40代や50代の女性に骨粗しょう症が最も多いとされています。それはなぜなのか?

それではなぜ女性に骨粗しょう症が多いのかをお話していきましょう。

骨粗しょう症になるリスクは女性は男性よりも3倍多いと言われています。
その理由は男性に比べて骨が細く骨量が少ない上に、更年期後のホルモンバランスの変化により女性ホルモン(エストロゲン)の低下に伴って、腸からカルシウムを吸収しにくくなるからです。
人間の体には血液の中でもカルシウムが必要で、血液の中のカルシウムが少なくなると骨の中から必要なカルシウムを溶け出してしまい、骨がスカスカになってしまうのです。
これが骨粗しょう症のはじまりです。

男性と女性の骨粗しょう症の発症リスクに差があるのは、ホルモンの影響により女性はカルシウムを吸収しにくい環境に陥りやすい為なんです。

みなさんご存知でしたか?

こうならないためには、

①バランスの取れた食事をとる事
カルシウム、ビタミンK、ビタミンDを積極的に摂取をする、日光浴もビタミンDの合成に効果的です。

②適度な運動
骨に刺激を加えることで、骨新生が促進されて骨が丈夫になります。プールでのウォーキングまたはジョギングがお勧めです。

③骨密度の検査を受ける、薬の処方を受ける
最近は当院の患者さんの中でも、若い女性であっても骨密度を測ってみれば、基準値よりもかなり低かったということが本当に多いです。まだ検査を受けたことのない方はぜひお勧めします。

昨今では昔のように、おやつに小魚を食べるなどという習慣は失われ、食事でもイワシの煮付けや、骨まで丸ごと食べるような機会はほとんどないでしょう。

カルシウムに限った話ではありませんが、日本人は栄養がかなり不足していると言われています。

まだ若いから大丈夫だろうとタカを括らずに、早いうちからの体づくりを意識する毎日をコツコツ積み上げて行きましょうね!!

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(2020年3月28日)


寝たきりになる大腿骨頸部骨折とは

こんばんは、とっぷ整体整骨院の前田です。

最近ではコロナウイルス関連のニュースばかりでTVを観ていても精神的に疲れて来ますよね。

新型ウイルスなどなかなか実態の分からない、目に見えないものとの戦いは本当に大変です。

かといって家にこもりきりになると身体が運動不足となるので別の影響が心配ですよね。

さて、話は変わりますが先日スノボに行って来た患者様が転倒をされてしまい、大腿骨の骨折をしてしまいました。とても大きな怪我で相当な力が加わって起きたものだと想像します。

運動が身体に良いとはいえ、どんなスポーツだろうと皆さんは大きな怪我が無いよう安全に行って下さいね。

ところで大腿骨頸部骨折は高齢者が起こしたりすると寝たきりになる非常に恐ろしい骨折です。今日は大腿骨頸部骨折について少しお話をしましょう。

先ほど話したようなスノボでの大怪我以外では、階段での転倒などで起きるケースが多いです。高齢者がなる場合では背景に骨粗しょう症や廃用による筋力低下が関係している場合が多いです。骨折してしまうと運動機能が落ちてQOLが低下したり、生命予後が短くなったりします。

大腿骨頸部骨折は横に転倒して、大腿骨の大転子を強打することにより起きます。ほとんどの場合が手術の適応になります。

大腿骨頸部骨折の場合にピンで固定することもありますが、大腿骨への血液供給は乏しいために骨癒合が出来ないことがあり、そのような場合には人工骨頭に置き換える手術を行うこともあります。

どんな手術にしても術後は関節可動域訓練、筋トレなどのリハビリが行われます。

この期間にどのようなリハビリを、どれくらいのペースで行うかが重要です。入院期間が長ければ長いほど、それによる筋力低下が著しくみられます。とっぷ整体整骨院では患者様のその時の身体の状態に合わせた最善のリハビリを提供出来ます。

自分でリハビリの仕方が分からない、術後身体の硬さが改善しなくて悩んでいる方はぜひご相談下さい。

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(2020年3月15日)


妊娠中に起こる身体の変化とは?!

こんばんは、とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。

当院でも産後骨盤矯正を希望される患者様が多いのですが、そもそも妊婦さん特有の姿勢や身体の変化を理解する必要があります。痛くなる前の予防をしっかりとやりましょう!という事です!

それにより出産前後の生活を快適に過ごせるようにしましょう!

ということで、本日は妊娠中に起きる身体の変化と注意点についてお話をしていきます。

妊娠中には胎児の成長に伴い、様々な身体の変化を経験すると思います。

単純にお腹が前方に張り出すだけではなく、ホルモン分泌に伴う筋肉や靭帯の緩みや、姿勢変化に伴う身体の各部への過負担など、妊娠する前にはおそらく経験しなかった身体の変化です。

妊娠中の女性は妊娠初期から中期に入る16周目頃から下腹部の膨らみを自覚するようになってきます。

それにより下腹部の膨らんだ分だけ重心が前方に移動します。しかし、骨盤を後傾させて静止立位を維持します。

妊娠が進むとさらに前方に偏った姿勢になるので、上部の体幹を伸展させて前方への偏位に対応します。妊娠後期ではこの姿勢を保てなくなり、さらなる上部の体幹の伸展により腰椎の前弯を強めるので腰の筋肉や関節を痛めたり、神経性の腰痛になったりします。

妊婦さんの50%以上が腰痛を経験しているというアンケート結果もあるようです。

またそれらに加えて出産や育児への不安などの心因的なストレス要素も腰痛を増強させる要因となっています。

妊娠中に家事を行う際は腰部の負担を増やさないように楽な姿勢で行うようにして下さい。

特に前かがみになるような姿勢は注意して下さい。腰痛は出産後も続くことが多々あります。

腰痛は簡単なストレッチでも予防する事が出来ますよ。

仰向けになり、両膝を曲げた状態で、右左に膝をゆっくりと倒していきましょう。骨盤周辺や股関節のリラクゼーションに効果が期待出来ますよ!

 

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(2020年2月27日)


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