骨粗しょう症

女性はなぜ骨粗しょう症になりやすいのか?

みなさんこんばんは、とっぷ整体整骨院の前田です。今日は女性特有の疾患について2つお話していきます。

まず一つめのテーマですが、タイトルにある通り「女性はなぜ骨粗しょう症になりやすいのか?」です。みなさんはご自身が骨粗しょう症であるか知っていますか?

きっと若い方は、まだまだ私はそんな病気になる年齢じゃないと思われているかも知れません。しかし、当院で骨密度検査を勧めて提携クリニックで検査を受けてもらった方の中には、

20代や30代の女性も増えてきているのです。

これにはおそらく運動不足やカルシウムミネラルが不足した食生活、いわゆる生活習慣が大きく影響しています。まだ若いからと言ってあなどってはいけません。

しかし、ではなぜ男性よりも女性が多いのか?

生活習慣はあくまでも外因によるものです。そこに男性と女性の差が大きく出るのは不自然ですよね?

また本来であれば40代や50代の女性に骨粗しょう症が最も多いとされています。それはなぜなのか?

それではなぜ女性に骨粗しょう症が多いのかをお話していきましょう。

骨粗しょう症になるリスクは女性は男性よりも3倍多いと言われています。
その理由は男性に比べて骨が細く骨量が少ない上に、更年期後のホルモンバランスの変化により女性ホルモン(エストロゲン)の低下に伴って、腸からカルシウムを吸収しにくくなるからです。
人間の体には血液の中でもカルシウムが必要で、血液の中のカルシウムが少なくなると骨の中から必要なカルシウムを溶け出してしまい、骨がスカスカになってしまうのです。
これが骨粗しょう症のはじまりです。

男性と女性の骨粗しょう症の発症リスクに差があるのは、ホルモンの影響により女性はカルシウムを吸収しにくい環境に陥りやすい為なんです。

みなさんご存知でしたか?

こうならないためには、

①バランスの取れた食事をとる事
カルシウム、ビタミンK、ビタミンDを積極的に摂取をする、日光浴もビタミンDの合成に効果的です。

②適度な運動
骨に刺激を加えることで、骨新生が促進されて骨が丈夫になります。プールでのウォーキングまたはジョギングがお勧めです。

③骨密度の検査を受ける、薬の処方を受ける
最近は当院の患者さんの中でも、若い女性であっても骨密度を測ってみれば、基準値よりもかなり低かったということが本当に多いです。まだ検査を受けたことのない方はぜひお勧めします。

昨今では昔のように、おやつに小魚を食べるなどという習慣は失われ、食事でもイワシの煮付けや、骨まで丸ごと食べるような機会はほとんどないでしょう。

カルシウムに限った話ではありませんが、日本人は栄養がかなり不足していると言われています。

まだ若いから大丈夫だろうとタカを括らずに、早いうちからの体づくりを意識する毎日をコツコツ積み上げて行きましょうね!!

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(2020年3月28日)


寝たきりになる大腿骨頸部骨折とは

こんばんは、とっぷ整体整骨院の前田です。

最近ではコロナウイルス関連のニュースばかりでTVを観ていても精神的に疲れて来ますよね。

新型ウイルスなどなかなか実態の分からない、目に見えないものとの戦いは本当に大変です。

かといって家にこもりきりになると身体が運動不足となるので別の影響が心配ですよね。

さて、話は変わりますが先日スノボに行って来た患者様が転倒をされてしまい、大腿骨の骨折をしてしまいました。とても大きな怪我で相当な力が加わって起きたものだと想像します。

運動が身体に良いとはいえ、どんなスポーツだろうと皆さんは大きな怪我が無いよう安全に行って下さいね。

ところで大腿骨頸部骨折は高齢者が起こしたりすると寝たきりになる非常に恐ろしい骨折です。今日は大腿骨頸部骨折について少しお話をしましょう。

先ほど話したようなスノボでの大怪我以外では、階段での転倒などで起きるケースが多いです。高齢者がなる場合では背景に骨粗しょう症や廃用による筋力低下が関係している場合が多いです。骨折してしまうと運動機能が落ちてQOLが低下したり、生命予後が短くなったりします。

大腿骨頸部骨折は横に転倒して、大腿骨の大転子を強打することにより起きます。ほとんどの場合が手術の適応になります。

大腿骨頸部骨折の場合にピンで固定することもありますが、大腿骨への血液供給は乏しいために骨癒合が出来ないことがあり、そのような場合には人工骨頭に置き換える手術を行うこともあります。

どんな手術にしても術後は関節可動域訓練、筋トレなどのリハビリが行われます。

この期間にどのようなリハビリを、どれくらいのペースで行うかが重要です。入院期間が長ければ長いほど、それによる筋力低下が著しくみられます。とっぷ整体整骨院では患者様のその時の身体の状態に合わせた最善のリハビリを提供出来ます。

自分でリハビリの仕方が分からない、術後身体の硬さが改善しなくて悩んでいる方はぜひご相談下さい。

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(2020年3月15日)


ホルモンと健康 第3弾

こんにちは 岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。

本日のお話はホルモンと健康シリーズ第3弾です。

今回は、食べ過ぎを防ぐホルモンと骨を強くするホルモンをご紹介します。

食欲を抑える働きがあるインクレチンは、インスリンの分泌を促進します。グレリン(前回ご紹介したホルモン)が、分泌された後に、インクレチンが分泌されるため、グレリンの分泌をよくすることも大事です。インクレチンは、食欲に関わる様々なホルモンと連動してるのですね。

ここでインクレチンのトリセツです。分泌される部位は腸、働く場所は、脳、脾臓、胃です。
インクレチンの分泌をよくするには、分泌部位である腸を健康にする事。乳酸菌や発酵食品を積極的に摂りましょう。グレリンの分泌をよくするために、空腹になってから食べるのもポイントです。乳酸菌はまとめて大量に摂取するのではなく、毎日こまめに摂取するのが理想的です。

 

もう一つ、骨を強くするホルモン。

血液中のカルシウムを正常に保つ働きをするのが副甲状腺ホルモンです。カルシウムが不足すると溶かしてでも、正常に保とうとします。カルシウムの吸収を促すビタミンDと共に働くのも特徴です。

ちなみにビタミンDは骨を強くする為に必要なものですが、日光浴により生成する事が出来ます。最近は気候も温暖になってきているのでお外で適度な運動も兼ねて日光浴出来ると骨を強くする事が出来ますよ。

副甲状腺ホルモンのトリセツです。

分泌される部位は、副甲状腺、働く場所は骨、腎臓です。
骨のカルシウムが失われると骨粗鬆症の原因になります。食事でしっかりカルシウムを摂り、血液中のカルシウム量をキープしましょう。運動で骨に負担をかけることも骨の強化につながります。

当院では1日分の不足したカルシウムを補うことが出来る「カルシウムウエハース」栄養機能食品をご用意させていただいています。お菓子のように美味しくカルシウムを摂ることが出来るので患者様からもご好評いただいております。1袋250円とリーズナブルですよ!

カルシウム不足や骨粗しょう症が気になる方はぜひお買い求めください。

 

次回は、夫婦喧嘩を防ぐ⁈ホルモンと心身がアクティブになるホルモン、幸せホルモンについてお話しますね!

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(2018年3月29日)


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