脳梗塞とは?起きたらどうする?

みなさんこんばんは。とっぷ整体整骨院の前田です。さて、本日は脳梗塞という病気についてお話しましょう。

脳梗塞とは脳を栄養する動脈が血栓により詰まってしまい、その部分で脳細胞が障害を受けて発症する病気のことです。

何の前触れもなく発病することが多いと言われていますね。
そして、脳梗塞の早期に前兆として起きるものを一過性脳虚血発作(TIA)と言います。
数分~数十分程度でその症状は治まってしまうことが多いです。
そのため「ちょっと体調が悪いだけだから、放っておいたら治るだろう」とそのままにされることも多いのです。
しかし一過性脳虚血発作が起こると約5%~20%の人に脳梗塞が発症するといわれているので決して見過ごすことは出来ませんよ。

一過性脳虚血発作の症状は様々です。
また脳内のどこの血管が閉塞したかにより症状も違います。大きく分けて内頚動脈系・椎骨脳底動脈系の2種類に分けることが出来ます。

内頚動脈系
感覚障害 身体の片側がしびれる
視覚障害 物が二重に見えたり、視野の半分が見えない
運動障害 身体の半分に力が入らずに物を落としてしまう

椎骨脳底動脈系
言語障害 ろれつが回らない 舌がもつれてしまう 言葉が上手に出ない
バランス感覚障害 ふらつく めまいがする

脳梗塞の予兆や早期症状は、脳血管が血栓によって一時的に詰まってしまうことで出てきます。しばらくすると症状が治まったりもしますが、血管が詰まりやすくなっていることには違いありません。

脳梗塞の効果的な治療は、脳梗塞が発症してから時間があまりたっていない早期にしかできません。ですので上記のように疑われる症状が起こったら直ちに119番に電話をして救急車を呼び専門病院で診てもらうことです。

搬送までの注意点ですが、できるだけその場で横になり楽な姿勢をとってください。
立ち上がったり・歩いたりすると脳への血流が下がり、症状がひどくなる可能性があります。
また誤嚥にも注意が必要です。首が前屈みにならないように、クッションを背中などに入れて首がやや反るような形になるようにしてください。軌道が確保されて呼吸もしやすいです。

最近ではFASTという標語が広まってきていますね。
Face【顔の麻痺】Arm【腕の麻痺】Speech【言葉の障害】Time【発症時間】
3つの症状の有無と、これらの症状が現れた発症時間を確認して、すぐに119番で救急車を呼び救急受診しましょうと呼びかけるものです。
先ほども言いましたが、脳梗塞は早期受診と早期治療が重要です。少しでも『脳梗塞かな?』
と疑われるような症状がみられたら、一刻も早く専門病院を受診してくださいね

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(2020年4月18日)

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