季節の変わり目ですね。自律神経失調症が増える季節です。

自律神経のバランスが乱れると
みなさんおはようございます。岸和田市春木宮川町とっぷ整体整骨院の前田です。
3月も近づいてきて、そろそろ暖かくなって行くのでしょうか?
相変わらず新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大も鈍化しているとはいえ油断は出来ない状況ですね。
本来なら花見などお出かけの季節なんですが。
早く収束していろんなところにお出かけしたいですね!感染防止対策も一層気を引き締めてやっていきます!
さて、今日は交感神経と副交感神経についてのお話をしていきましょう。
季節の変わり目によく起こる体調不良やアレルギー反応、そうですね、3月は花粉症の季節でもあります。一年の中でも季節の変わり目には自律神経のバランスが乱れるために身体の不調が現れやすいのです。
この状態を【自律神経失調症】と言います。
何となく耳にしたことはあるでしょうか?
この自律神経失調症をお話する上で、説明する必要があるのが交感神経と副交感神経です。
この2つの神経が上手くバランスが取れている状態が正常なわけですが、自律神経失調症はこの2つのバランスが取れていない状況を言います。例えばある一方の神経だけが働き過ぎているといったところでしょうか。
では交感神経と副交感神経のそれぞれの働きを解説していきましょう。
まず【交感神経】です。
交感神経は闘争と逃走の神経です。日中の活動をしている時には交感神経がたくさん働いています。
戦わないといけない状況を想像してみると、瞳孔がカッと開いたり、心臓がドキドキしたり、汗が出て、呼吸も荒くハァハァとなりますよね?これらの瞳孔や心臓、気管支の活動をコントロールしています。
また消化器に関してですが戦わないといけない状況ではトイレには行ってられませんよね?
そのような状況では消化・吸収・排泄は交感神経が働くと全て抑制されてしまいます。
次に【副交感神経】です。
一方、副交感神経はリラックスする時に働く神経です。食事をしたり、うんちをしている時に働いています。心臓はゆっくりになるし、呼吸もゆっくりになります。胃腸や消化器は先ほどとは逆に働くようになり消化を進めていきます。
交感神経の役割とは逆の役割をしているのが分かると思います。これらの神経は脳の視床下部というところでコントロールされています。
では、なぜこの自律神経らが乱れることになるのか?
身体に起こるストレスや季節的な寒暖差などにより交感神経と副交感神経のスイッチの切り替わりに問題が生じるのが原因です。多くの場合が交感神経が働き過ぎているのではないでしょうか。
【西洋医学】
・気温の低下、冷房などの寒冷刺激による交感神経刺激
・ダイエット、栄養不良、偏食などの食事の低下
・運動不足
・筋肉量の低下
・慢性ストレス ・皮下脂肪の減少
東洋医学の鍼灸治療ではこの自律神経のバランスを整えることが可能です。
つまり副交感神経の働きを取り戻し、働き過ぎている交感神経の高まりを抑える事が出来ます。
【東洋医学】
・気虚、気滞ー熱産生不足や自律神経の乱れによる体温調整機能の障害
・瘀血ー老廃物が血管に溜まることによって血流障害
・水滞ー水分の停滞
【当院での治療の流れ】
当院は西洋医学的視点と東洋医学的視点の両方を使い治療を行っています。
・西洋医学的に姿勢や筋肉や関節をチェックします。
→現在の姿勢の分析を行い、体の歪みをチェックして矯正を行います。
・自身の自然治癒力を高めるために関連のある経絡に鍼やお灸、吸い玉を施術します。
治療中にウトウトと寝てしまう方も結構いらっしゃいます。
また不眠症の治療にも鍼治療は有効なので、それも自律神経に作用させていると言えるでしょう。
この時期は様々な身体の不調が出ます。
もしかして【自律神経失調症】かな?
と思い当たる方は早めにご相談下さい。
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