お腹を触って病気が分かる

最近朝が寒いので、寝起きにトイレに駆け込んじゃう事ってありませんか?

おはようございます。
岸和田市春木 とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。

今日は東洋医学的に診る、腹診についてお話しましょう。

内科でも病気の診断をするのにお医者さんがお腹を指で触って腹診してくれることってありますよね?東洋医学でもそれは同じです。
お腹の状態をみて全体の状態を知ることが出来るのです。

東洋医学ではお腹だけでなく、表情や舌や、声、匂いなども診断の材料になるのですが、
腹診は中でも状態を把握するのに重要視されています。

基本的に腹診の際は仰向けになっていただきます。足を伸ばした状態でややお腹の皮膚が突っ張るようにさせます。その方がお腹の張り具合を確認しやすくなります。

最初は軽く手を触れながらお腹全体の皮膚の状態を診ていきます。もちろん手で押しながら筋肉の張り感を診るのですが、目で皮膚の色もチェックします。
ポイントは腹部の弾力感、押した時の圧痛、固いものが触れるか、脈の状態など様々です。
また腹部を触る時は大まかに6つに区分された場所を触っていきます。
みぞおちの心下
左右の肋骨下縁にある胸脇
みぞおちからおへそにかけての大腹
おへそから下部分の小腹
おへその少し上にある臍上
おへその少し下にある臍下

一般的には膨満感があり、軽く押すと痛みが出てくるのは身体が熱を帯びている実証タイプの状態です。
その反対に腹部を押すと弾力感がなく、痛みが和らぐ時は身体が冷えていて虚証タイプになっていると診断します。

その他水の溜まり具合や固いところを探りながら身体の病変を診ていきます。何かしら指に違和感を感じる時は、身体がストレスや疲れを感じている時です。

ご自身でも1度触ってみて下さい。
今例に挙げたような事で、ん?これは違和感があるぞと感じる場所はないですか?
また痛みの出るポイントは無いですか?

腹診から身体の状態を知ることも可能です。
前回のブログでもお伝えしましたが、病院に行ってもなかなか原因が分からない、また薬を継続して飲んでいるが症状が改善されない。などは一度東洋医学的な証を立てて診断をしてみるのも良いかも知れません。

当院の患者様でもそれをきっかけにして、短期間で症状が改善・治癒した方はたくさんおられます。
気になる方はぜひ一度相談してみて下さいね。

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(2018年11月5日)

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