関節の痛みについて
こんばんは、岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。
当院ではスポーツをしている最中に関節の怪我をされる患者様の来院も多いです。
早期に部活動に復帰する為に、また同じような痛みを出さない為に治療は必要です!
また高齢の患者様も関節にある軟部組織の水分量が低下する為、に関節の動きが悪くなる事で、関節に負担がかかり負傷しやすくなります。
さて、今日は関節の痛みについてお話しをしていきましょう。
例えば膝の関節ですが、歩いても、休んでいても関節がズキズキと痛むことって経験はありますか?
そんな時は関節が腫れているというようなことはありませんでしたか?
関節の痛みは、基本的に炎症によるものです。
関節が摩耗したり、関節が破壊されると、それを修復するために白血球が集まって炎症が起こり、ブラジキニンなどの物質が関節内に放出されます。
また関節の摩耗に対するストレスを軽減する為に滑液包からは関節の動きをよくする為の滑液が分泌されます。これがいわゆる関節の腫れですね。
つまり関節が腫れているということは関節に炎症が起きているということを意味しています。
ブラジキニンなどの物質には発痛作用や発痛増強作用がある為に関節内の関節包や関節靭帯に存在する侵害受容器というセンサーを刺激し痛みを起こします。
一方で急性期には滑膜に白血球が集まって炎症を起こしますが、関節リウマチのように慢性的に炎症が起こると、滑膜にマクロファージやT細胞(リンパ球の一種)が浸潤します。すると滑膜の細胞からTNFαやインターロイキンなどのサイトカインが放出され、肥満細胞や血管組織などからブラジキニン、プロスタグランジン、ロイコトリエン、ヒスタミンなどの物質が分泌されます。そのため、痛みが起こるのです。
さらに、TNFαやインターロイキンなどは滑膜の増殖を促すために、滑膜細胞は軟骨を破壊しながら浸潤していきます。そのため関節の変形が起こり腫れるのです。
関節の痛みの場合、痛みは安静にしている時にも起こる自発痛と、動作をする時に痛む運動時痛とに分別できます。
一般的に自発痛は関節の摩耗や破壊により遊離されたブラジキニンなどの発痛物質が侵害受容器を直接刺激することで痛みを起こしますが、運動時痛はプロスタグランジンなどの発痛増強物質が侵害受容器の感受性を高めることで、通常痛みと感じないような弱い刺激でも痛みと感じているものと考えられています。
もし、自発痛を伴うような場合は患部を冷やすことで痛みを和らげることが可能です。
その為には今起きている痛みがどのようなタイプの痛みかを見極めなければなりません、肩や膝など関節部への痛みが伴う場合はぜひ一度ご相談下さい。
身体の歪みなどが痛みの原因となる場合もありますので、姿勢分析により正確に見極めます。
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(2019年6月17日)