筋肉のバランスが「こり」を生む?
みなさんこんにちは、岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院の前田です。
さて、今回は東洋医学や鍼灸のお話ではなく、筋学についてお話をしていきましょう。
当院では姿勢のバランスの重要性を説いています。それは痛みの出ている場所だけを観るのではなく、全体的な視野で物事を捉えないと、本当の原因を見極めることが出来ないからです。
それでは症状を完治することは出来ません。
姿勢のバランスには当然ですが筋肉のバランスが関係してきます。
人体には約650個の筋肉が存在します。
全体で体重の約40%〜50%を占めます。
筋肉と筋膜との関係性も重要です。筋膜とは名前の通り筋肉を包んでくれている膜のようなものです。筋膜がよじれてしまったりすりと、中に包まれている筋肉が上手く使えなくなってしまいます。
逆に1箇所の筋肉ばかりに負担がかかってしまうとそこに関係する筋膜の動きも悪くなってしまいます。このように互いに関係し合っているのです。
筋肉は縮んだり伸びたりすることで力を出したり緩んだりすることができます。もともとがバランスの取れた正しい長さの筋肉であれば縮むにしろ伸ばされるにしろどちらに対しても大きな動きが可能です。
しかし、猫背の前かがみの姿勢をとっていたり、いつもパソコンやスマホを使っていたり、頬づえをつくクセがあったり、座っている時にどちらかの足ばかりを組むクセがあったり、立っている時にどちらかの足だけに体重をかけていたり、どちらかだけに身体をひねる動作が多かったり…。
そうすると、普段の姿勢の悪さから筋肉のバランスが崩れて、縮んで短くなってしまった筋肉は硬くなり柔軟性が無くなります。
また正常な長さよりも伸びてしまった筋肉はまるで伸びたゴムのようになってしまいます。そうなると力を発揮しづらくなり筋力が低下してしまいます。
重要なのは、正しい姿勢でバランスのとれた効率の良い筋肉の使い方をするということです。
またいつも力が入り緊張して頑張っている筋肉は、短く硬くなります。
これがいわゆる「こり」を生じるわけです。
「こり」は筋肉が緩むことなく収縮し続けることで血流が悪くなり酸素が運ばれなくなり筋肉を緩める働きをするアデノシン三リン酸が不足することで筋肉が縮んだ状態が続き元に戻らなくなり、痛みも出てしまうというわけです。
この「こり」を改善するには血流の改善が1番良いとされています。
筋膜リリースも有効です。筋膜リリースに関してはまた別の機会に詳しく解説しますね。
筋肉のストレッチも効果的です。硬くなった筋肉に対して軽く伸ばし、緊張を感じるポイントで30秒〜60秒持続します。その後30秒ほど休みをおいてから、再び同じように30秒〜60秒伸ばします。
これを3回繰り返すと効果は良いでしょう。
治療の中でお家でも実践出来る簡単なストレッチ等もアドバイスさせていただきます。
頑固な「こり」に悩まれている方は、筋肉のバランスを見直してみると良い変化が現れるかも知れませんね!
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(2019年3月17日)