筋膜リリースについて

こんばんは 3月も半分が過ぎたというのに全然暖かくなってきませんね〜

岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院の前田です。

大阪の桜の開花予想は3月25日(月曜)とのことですが、また急激に暖かくなってくるのでしょうか?プロ野球が大好きな私にとっては、また野球シーズンが始まるんだというワクワク感が高まって来ています笑

さて、本日2度目の投稿ですが、先程のブログでも

少し触れました筋膜リリースについてお話をしていきましょう。

と、その前に筋膜とは何なのか?を知っていただかないといけません。

まずは筋膜の構造、機能などについて少し難しいのですが解説をしていきますね。

筋膜は皮膚のさらに下に存在するのですが、

上から浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜、筋内膜の5つを指します。

筋膜とは名前の通り筋肉を包んでいる膜ですが、

筋内膜として筋繊維一本一本の中にまで入り込みます。さらには、内臓の漿膜下筋膜にも接続しており、全身に張り巡らされています。

筋膜以外を溶かしても、からだの形が残るとまで言われています。第2の骨格とも呼ばれるくらい重要な存在だということですね。

おもな筋膜は皮膚の下の皮下組織にある浅筋膜と、筋肉の上をボディスーツのように覆っている深筋膜、そして筋肉の表面にある薄い筋外膜、筋外膜が筋肉ね中に入り込んで筋の束を包んでいる筋周膜、筋周膜が筋の束の中に入り込んで筋線維一本一本を包む筋内膜からなります。

浅筋膜は皮下組織の脂肪層の中に存在し、ありとあらゆる方向に動くことができます。ここには、毛細リンパ管も存在していますので、皮膚と浅筋膜の滑らかな動きは、むくみを防ぐ役割も持っています。

深筋膜はさらに3層構造になっています。

もういくつ筋膜が重なっているのか訳が分からなくなりそうでしょ?笑

それだけ複雑にかつ、頑丈に筋肉を守ってくれているんですよね〜

これだけでも筋膜というものの重要性に気づいていただけたでしょうか?

話を戻しますね

深筋膜の厚みは1mmです。それぞれ斜め、縦、横方向に線維を持つ3層構造になっていて、各層の間に水に浸したような真綿のような疎性結合組織とヒアルロン酸が分布しています。

それにより身体の様々な動きに合わせて各層の深筋膜が自由に動くことができます。

さらに、筋肉の表面の筋外膜との間にも疎性結合組織とヒアルロン酸が分布しています。お互いが滑らかに動くことができますし、隣り合う筋肉同士と摩擦が起こらないようにその滑りを助けて運動を滑らかにする働きがあります。

ヒアルロン酸は関節内にあり重要な成分ですが、筋膜の動きにも重要な役割を担っているということですね。

膝の痛みにヒアルロン酸を注射するというようなことを聞いたことがある人はいるかもしれないですが、関節各所や筋膜などの動きを円滑にするのには欠かせない存在です。

そして筋膜に機能異常が生じると、広い範囲へと筋膜の異常が波及してしまいます。そして筋膜自体が自分自身でほぐれることが出来なくなってしまいます。

正しい姿勢や正しい動作を制限してしまったり、そのために筋肉の痛み、筋肉の出力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下などが起きてしまいます。

人が何か動作を起こす時、それを円滑に動かしているのには深筋膜の役割が大きいです。

この深筋膜のバネの役割が筋肉に大きなアシストを加えているのですね。

人の身体にとって無くてはならない存在である筋膜。

そして筋膜リリースとは、この筋膜のよじれを解消する有効な方法になるのです。

それではまた次回、筋膜リリースについて詳しくお話することにしましょう。

筋肉に関連する記事は下にもありますよ!

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(2019年3月17日)

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