筋膜リリース
理想的な立位姿勢とは?
姿勢と自立神経は密接に関係する
こんばんは!岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院です。
今日も気持ちの良いお天気で、家の掃除をしながらゆっくりと過ごさせていただきました。
さて、とっぷ整体整骨院では最近また新規の患者様が増えてきておりますが、 4月から新たな職場や学校で今までと環境が変わった方も多いでしょうし、1ヶ月以上経つと、そろそろ身体にも異常が出始めたり、そのサインを感じ出す頃ではないでしょうか?
「うーん、この痛みは何かな?なかなか良くならないぞ、今までとは違う気がする」
「最近なかなか寝つき悪くて、朝起きても身体がスッキリしないなぁ」
という方は何か原因があるはずです。
つい先日、GW開けた頃には五月病のニュースもよくTVで流れていましたよね。
1日の中でも寒暖の差があったり、仕事や学校でのストレスで身体が限界を迎えるタイミングなんでしょうね。
いわゆるストレスにより自立神経が乱れる、自立神経失調症というものです。
本日のタイトルは「理想的な立位姿勢とは?」です。
実は、理想的な良い姿勢を維持出来なければ、自立神経にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
つまり姿勢と自立神経は密接に関係するということです。
おそらくですが、職場や学校が変わることにより今までと違う動作や作業が増えたという方は多いのではないでしょうか?
それは今までとは違う筋肉にストレスがかかるということ。
姿勢が悪くなることで筋肉は常に緊張を強いられます。
そうなると、カラダは「活動状態」と認識されて交感神経が優位な状態となり、知らず知らずのうちに自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れることで、肩こりや頭痛、腰痛、不安感や緊張感、吐き気、多汗、全身の怠さ、手足の痺れ、動悸、めまい、不眠といった症状がみられます。
症状が悪化すると「うつ病」へと移行するケースもあります。
当然ですが理想的な立位姿勢をキープするためには、健康で力強い筋肉が必要となります。
疲れた筋肉では体幹を支えられず 姿勢が歪んでしまいます。
そして自立神経失調症をきたし痛みやダルさなどの症状が増す可能性があります。
当院では治療を行う前に必ず姿勢分析を行います。
痛みには必ず原因がある!
姿勢の歪みが根本的な原因であることも非常に多いのです。
当院では横から見た姿勢と後ろから見た姿勢の2パターンの姿勢をチェックします。
横から見た良い姿勢のポイント
人の身体を横から見た時に、頭は身体の真上に乗っていないといけません。
背中に丸みが強く出ていたり、いわゆる猫背の状態がないのが理想です。
骨盤は垂直に立っていて、腰が反ったり、逆に丸まったりしていないのが良いです。
膝関節も反ったり丸まったりしていないのが理想です。
ご自分で今の姿勢を測るには、腰は壁を背にして立ってみてください。
腰と壁の隙間に手の平が収まる程度の隙間があると良い姿勢といえます。
壁を背にして立つときは、お尻の厚みを考慮して、踵を壁から5㎝〜7㎝離して立ってみて下さい。
骨盤は、左右それぞれの上前腸骨棘と恥骨結節が、同一垂直面上にあります。
後ろから見た良い姿勢のポイント
まず、肩甲骨の内側は背骨と平行であること。
その2つの距離、肩甲骨の内側と背骨の距離は成人男性なら7〜7.5㎝で女性では5〜6㎝が平均です。
皆さんはどうでしょうか?
骨盤は左右の高さが同じでないといけません。
膝は約5度内側に入っていて、踵は約3.5度内側に入るのが理想的です。
また、普段はチェックしませんが胸骨下角は70〜90度です。
みぞおちから下に左右に広がる肋骨の 際の角度のことを意味します。
両肩も当然ですが左右同じ高さが理想的です。
膝はO脚やX脚もなく身体を左右対称にに分けられるのが理想的な姿勢と言えるでしょう。
もし仮に鏡に立って映った姿勢が、今言ったような姿勢と違う場合は必ず姿勢の歪みがあると言ってもよいでしょう。
気になる方は1度、ご自分の姿勢を測ってみませんか?
あなたが抱えている今の症状、原因は姿勢にあるかも知れません。
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(2019年5月16日)
筋膜リリースについて
こんばんは 3月も半分が過ぎたというのに全然暖かくなってきませんね〜
岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院の前田です。
大阪の桜の開花予想は3月25日(月曜)とのことですが、また急激に暖かくなってくるのでしょうか?プロ野球が大好きな私にとっては、また野球シーズンが始まるんだというワクワク感が高まって来ています笑
さて、本日2度目の投稿ですが、先程のブログでも
少し触れました筋膜リリースについてお話をしていきましょう。
と、その前に筋膜とは何なのか?を知っていただかないといけません。
まずは筋膜の構造、機能などについて少し難しいのですが解説をしていきますね。
筋膜は皮膚のさらに下に存在するのですが、
上から浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜、筋内膜の5つを指します。
筋膜とは名前の通り筋肉を包んでいる膜ですが、
筋内膜として筋繊維一本一本の中にまで入り込みます。さらには、内臓の漿膜下筋膜にも接続しており、全身に張り巡らされています。
筋膜以外を溶かしても、からだの形が残るとまで言われています。第2の骨格とも呼ばれるくらい重要な存在だということですね。
おもな筋膜は皮膚の下の皮下組織にある浅筋膜と、筋肉の上をボディスーツのように覆っている深筋膜、そして筋肉の表面にある薄い筋外膜、筋外膜が筋肉ね中に入り込んで筋の束を包んでいる筋周膜、筋周膜が筋の束の中に入り込んで筋線維一本一本を包む筋内膜からなります。
浅筋膜は皮下組織の脂肪層の中に存在し、ありとあらゆる方向に動くことができます。ここには、毛細リンパ管も存在していますので、皮膚と浅筋膜の滑らかな動きは、むくみを防ぐ役割も持っています。
深筋膜はさらに3層構造になっています。
もういくつ筋膜が重なっているのか訳が分からなくなりそうでしょ?笑
それだけ複雑にかつ、頑丈に筋肉を守ってくれているんですよね〜
これだけでも筋膜というものの重要性に気づいていただけたでしょうか?
話を戻しますね
深筋膜の厚みは1mmです。それぞれ斜め、縦、横方向に線維を持つ3層構造になっていて、各層の間に水に浸したような真綿のような疎性結合組織とヒアルロン酸が分布しています。
それにより身体の様々な動きに合わせて各層の深筋膜が自由に動くことができます。
さらに、筋肉の表面の筋外膜との間にも疎性結合組織とヒアルロン酸が分布しています。お互いが滑らかに動くことができますし、隣り合う筋肉同士と摩擦が起こらないようにその滑りを助けて運動を滑らかにする働きがあります。
ヒアルロン酸は関節内にあり重要な成分ですが、筋膜の動きにも重要な役割を担っているということですね。
膝の痛みにヒアルロン酸を注射するというようなことを聞いたことがある人はいるかもしれないですが、関節各所や筋膜などの動きを円滑にするのには欠かせない存在です。
そして筋膜に機能異常が生じると、広い範囲へと筋膜の異常が波及してしまいます。そして筋膜自体が自分自身でほぐれることが出来なくなってしまいます。
正しい姿勢や正しい動作を制限してしまったり、そのために筋肉の痛み、筋肉の出力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下などが起きてしまいます。
人が何か動作を起こす時、それを円滑に動かしているのには深筋膜の役割が大きいです。
この深筋膜のバネの役割が筋肉に大きなアシストを加えているのですね。
人の身体にとって無くてはならない存在である筋膜。
そして筋膜リリースとは、この筋膜のよじれを解消する有効な方法になるのです。
それではまた次回、筋膜リリースについて詳しくお話することにしましょう。
筋肉に関連する記事は下にもありますよ!
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(2019年3月17日)
筋肉のバランスが「こり」を生む?
みなさんこんにちは、岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院の前田です。
さて、今回は東洋医学や鍼灸のお話ではなく、筋学についてお話をしていきましょう。
当院では姿勢のバランスの重要性を説いています。それは痛みの出ている場所だけを観るのではなく、全体的な視野で物事を捉えないと、本当の原因を見極めることが出来ないからです。
それでは症状を完治することは出来ません。
姿勢のバランスには当然ですが筋肉のバランスが関係してきます。
人体には約650個の筋肉が存在します。
全体で体重の約40%〜50%を占めます。
筋肉と筋膜との関係性も重要です。筋膜とは名前の通り筋肉を包んでくれている膜のようなものです。筋膜がよじれてしまったりすりと、中に包まれている筋肉が上手く使えなくなってしまいます。
逆に1箇所の筋肉ばかりに負担がかかってしまうとそこに関係する筋膜の動きも悪くなってしまいます。このように互いに関係し合っているのです。
筋肉は縮んだり伸びたりすることで力を出したり緩んだりすることができます。もともとがバランスの取れた正しい長さの筋肉であれば縮むにしろ伸ばされるにしろどちらに対しても大きな動きが可能です。
しかし、猫背の前かがみの姿勢をとっていたり、いつもパソコンやスマホを使っていたり、頬づえをつくクセがあったり、座っている時にどちらかの足ばかりを組むクセがあったり、立っている時にどちらかの足だけに体重をかけていたり、どちらかだけに身体をひねる動作が多かったり…。
そうすると、普段の姿勢の悪さから筋肉のバランスが崩れて、縮んで短くなってしまった筋肉は硬くなり柔軟性が無くなります。
また正常な長さよりも伸びてしまった筋肉はまるで伸びたゴムのようになってしまいます。そうなると力を発揮しづらくなり筋力が低下してしまいます。
重要なのは、正しい姿勢でバランスのとれた効率の良い筋肉の使い方をするということです。
またいつも力が入り緊張して頑張っている筋肉は、短く硬くなります。
これがいわゆる「こり」を生じるわけです。
「こり」は筋肉が緩むことなく収縮し続けることで血流が悪くなり酸素が運ばれなくなり筋肉を緩める働きをするアデノシン三リン酸が不足することで筋肉が縮んだ状態が続き元に戻らなくなり、痛みも出てしまうというわけです。
この「こり」を改善するには血流の改善が1番良いとされています。
筋膜リリースも有効です。筋膜リリースに関してはまた別の機会に詳しく解説しますね。
筋肉のストレッチも効果的です。硬くなった筋肉に対して軽く伸ばし、緊張を感じるポイントで30秒〜60秒持続します。その後30秒ほど休みをおいてから、再び同じように30秒〜60秒伸ばします。
これを3回繰り返すと効果は良いでしょう。
治療の中でお家でも実践出来る簡単なストレッチ等もアドバイスさせていただきます。
頑固な「こり」に悩まれている方は、筋肉のバランスを見直してみると良い変化が現れるかも知れませんね!
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(2019年3月17日)