スポーツ外傷での応急処置はこれ!

みなさんこんにちは 岸和田 春木 とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。

サッカーワールドカップめちゃくちゃ盛り上がってますねー!私も普段サッカーは観ないですが日本代表の時だけは応援しちゃいます!
明日の夜中にキックオフのベルギー戦も頑張ってもらいたいです!

というわけで今回はスポーツに関することをお話しましょう。

スポーツ外傷とスポーツ障害

スポーツ活動中、身体に急激な大きな力が加わっておこる不慮のケガを「スポーツ外傷」と言います。

一方、スポーツ動作の繰り返しによって身体の特定部位(骨、筋肉、靱帯)が酷使されることによっておこるものを「スポーツ障害」と言います。

「スポーツ障害」は別名、「使い過ぎ症候群」とも呼ばれます。ご存知でしたか?
2つは似ているようで違うのですよ〜

まず、みなさんにも知っておいて欲しいスポーツ外傷時の初期対応です。

応急処置(RICE 処置)

スポーツの現場で「ケガ」人が出たとき、病院や診療所にかかるまでの間、損傷部位の障害を最小限にとどめるためにおこなう方法を「応急処置(RICE 処置)」といいます。

この応急処置は、早期スポーツ復帰に欠かせないものです。

しかし応急処置をしなかったり、不適切な処置をおこなうと復帰までに時間がかかります。

しかし、意識消失、ショック、頭・頚・背部の外傷や大量出血、脱臼・骨折が疑われる著明な変形など、重症なときは、すぐに119番で救急車やドクターを呼び、むやみに動かさないようにしましょう。

RICE処置

外傷を受けたときなどの緊急処置は、患部の出血や腫脹、疼痛を防ぐことを目的に患肢や患部を安静(Rest)にし、氷で冷却(Icing)し、弾性包帯やテーピングで圧迫(Compression)し、患肢を挙上すること(Elevation)が基本です。

RICEはこれらの頭文字をとったものであり、スポーツを始め、外傷の緊急処置の基本です。

RICE処置は、捻挫や肉離れなどの四肢の「ケガ」に行います。

*アイスボックスに氷

*ビニール袋

*アイスバック

*弾力包帯

*包帯(バンデージ)

*テーピングパッド

1.Rest(安静)

損傷部位の腫脹(はれ)や血管・神経の損傷を防ぐことが目的です。

副子やテーピングにて、損傷部位を固定します。

2.Ice(冷却)

○ビニール袋に氷を入れ、口を袋の口にあて吸って空気を抜きます

●患部を冷却します

なるべく直接氷を宛須磨に、アンダーラップを巻いたり、氷の入ったビニール袋をタオルでくるみます。

二次性の低酸素障害による細胞壊死と腫脹を抑えることが目的です。

ビニール袋やアイスバッグに氷を入れて、患部を冷却します。

15~20分冷却したら(患部の感覚が無くなったら)はずし、また痛みが出てきたら冷やします。

これを繰り返します(1~3日)。

3.Compression(圧迫)

●テーピングパッドをまさみで切ります(形を整える)

○弾力包帯で圧迫します

患部にパッドなどをあてて弾性包帯やテープで巻きます。

ときどき指先などをつまんで感覚や皮膚、爪の色をチェックします。

患部の内出血や腫脹を防ぐことが目的です。スポンジやテーピングパッドを腫脹が予想される部位にあて、テーピングや弾性包帯で軽く圧迫気味に固定します。

4.Elevation(挙上)

腫脹を防ぐことと腫脹の軽減を図ることが目的です。
損傷部位を心臓より高く挙げるようにします。

○心臓より上にあげて、Elevationを続けます。

以上が「RICE処置」です。
はじめは難しいと思います。しかしスポーツによる外傷は普段運動をされる方ならいつでも起こり得ることですので、最低限の予備知識は持たれておいた方が良いでしょう。
患者様から「この場合は温めた方がいいの?それとも冷やした方がいいの?」とよく質問をいただきます。
捻挫や打撲による急性の痛みや、もしくは傷から出血を伴うような状態は基本的に冷やすのが大前提です。
これだけ知っておくだけでも整骨院や整形外科への受診前の対処としては正解です。

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(2018年7月1日)

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