香りで身体を癒やす!

おはようございます! 岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院の前田です。

身体に影響する香りの効果(レモングラス)についてのお話。

最近、当院のベッドの下にレモングラスの香りを備え付けさせて頂きました。いい香りだと患者様からもご好評ですが、さて、香りは人の心と身体にどのように作用するのか、ご存知でしょうか。今回は、香りの作用や効能などについてお話させてもらいますね。

私たちは、五感(見る、聴く、味覚、嗅覚、触覚)などの感覚をもっています。これらの感覚器官から情報によって脳へ送られ、それらの情報を判断した上で必要な行動の指令を出して身体を動かしています。
嗅覚、香りを嗅いだ時、鼻の奥の上部にある、匂いを感じる部分にあたる嗅上皮の粘膜に付着し、そこにある嗅細胞が出してる嗅毛に受容されます。嗅細胞が刺激されると、電気的信号に変換され嗅神経に伝わります。その信号が脳の中に入り、嗅球、嗅索を経て、大脳辺縁系という脳の領域に到達します。その後に大脳皮質の嗅覚野に伝わり、匂いとして認識されるそうですよ。
その匂いが、心地良い香りなら大脳辺縁系に働きかけて、楽しい記憶を引き出したり、気持ちが落ち着いたり、元気になったりする心理的な効果もあります。人は、様々なストレスに悩まされながら生活しています。適度なストレスは必要ですが、過度になると防衛反応が乱れ、頭痛、胃潰瘍、喘息などストレスが原因で身体に病気を引き起こしてしまうような事にもなりかねません。
なので、香りは、ストレスを緩和したり、乱れた心と身体のバランスを戻す重要な役割をしてくれているのですね。

では、なぜ香りが気分を、落ち着かせたり、元気にしてくれたり出来るのか。それは、香りの成分が、脳の神経細胞から出されてるいろんな神経伝達物質の放出に関わっているからではないかと考えられてるそうです。香りの物質の中には、免疫を高める作用もあるらしいです。好きな香りを嗅ぐことでも心理的効果やストレスに打ち勝つ身体をつくるって訳です。すごい影響力ですよね。

では、これからレモングラスについてご紹介しますね。

イネ科の多年草
産地は、インド、ブラジル、ネパール、インドネシア、エジプト、他
成分は、シトラール

香りは、レモングラスの名だけあって、レモンのような香りが特徴です。ストレス解消や食欲増進にいいと言われてます。また、筋肉の炎症や痛みを緩和してくるので 、スポーツの後などの疲労回復や肩こりや神経痛にも効果的です。成分にあるシトラールは、虫除けにも使われています。
便秘の傾向がある人は、洗面器にお湯をはり、レモングラスの精油を一滴から三滴ほど入れ、布を浸してしぼり温める方法(温湿布法)おへその上に置いて温めると気持ちがよく、便秘解消にも効果的です。が、ちゃんと朝食を食べ、適度な運動や生活のリズムも忘れずに。ですね。
もちろん、筋肉痛にもおすすめですよ。スポーツや仕事による筋肉痛には、ウォーミングアップとクールダウンがとても大切です。パフォーマンスにもおおいに影響ありますね。試してみる価値ありです。

レモングラスについていろいろお話させて頂きましたが注意点もあります。まれに皮膚刺激を引き起こすことがありますので、マッサージなどのトリートメントに使用する場合は1%を上限とし、それ以下の低濃度から始めてみるといいですね。

当院の治療やリンパマッサージは、心と心身の乱れから起こるトラブルにも対処しています!

患者さまのひとりひとりの身体の悩みや問題を一緒に考え、健康維持や増進に役立て健康な毎日を目指しましょう!

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(2019年5月14日)

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