筋肉痛で整骨院で保険は使える?
筋肉痛
岸和田のだんじり祭りもひと段落した10月後半。
沢山のだんじり祭りで怪我をされた方が来院されました。
傷病の多くは足首の捻挫や打撲、シンスプリントに腰部の捻挫が多かったです。
それ以外でも「筋肉痛になったけど、診てもらえますか?」
といったものもありました。
整骨院で健康保険の適用となるのは、外傷が明らかなものに限られています。
- 骨折・脱臼
- 打撲・捻挫・挫傷(肉離れなど)
これ以外の日常生活における疲労や肩こり、腰痛、体調不良、スポーツなどによる筋肉疲労や筋肉痛はその対象外とされています。
では、本当に筋肉痛では健康保険が使えないのか?
答えは「負傷原因がはっきりしている筋肉痛では健康保険が使えます!」
筋疲労や疲労回復での利用はダメですけどね。
では、そもそも筋肉痛って何ってなりますよね。
筆者も若い時とは違い、久しぶりに運動や慣れない動きをしたら筋肉痛を引き起こします。
筋肉痛のメカニズム
筋肉痛とは、運動によって生じる筋肉の痛みをいいます。
ひと昔前は、激しい運動をすると筋肉に疲労物質である乳酸が蓄積して筋肉痛を引き起こすと考えられていました。
しかし、現在では乳酸はエネルギーとして体の中で再利用されるので「乳酸は疲労物質ではない」と認識されています。
ここ最近の考えでは、運動によって筋繊維の損傷を修復する際に炎症が起こって痛みを引き起こすという説が有力です。
普段しない運動をしたり、慣れない動作などをして普段使わない筋肉を使うことで、筋肉を構成する繊維に細かな傷ができ、それを修復する過程で炎症反応がでてブラジキニンなどの痛みを生み出す刺激物資が生成することで筋肉痛が起こると考えらています。
筆者も若い時とは違い、久しぶりに運動や慣れない動きをしたら筋肉痛を引き起こします。
今回、来院された方々は筆者と同年代の方も多かったのですが、普段あまり運動をしない人は毛細血管が発達してないので、筋繊維を修復したり痛み物資を取り除いたりするのに時間がかかります。
だんじり祭りの前に適度にカラダを動かすと筋肉痛にはなりにくいので普段から適度な運動を心掛けてください。
原因が分かっている筋肉痛は挫傷(肉離れなど)と同様の症状だと考えられます。
「ただの筋肉痛やから大丈夫!」
なんて考えて繰り返し同じような運動を続けていると、細かな傷が大きく断裂して痛みが強くなったり、歩行が困難になる事もあるので、
「いつもより痛いし、熱もってるな」
と感じたら、相談してもらうのがいいですね。
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(2023年10月23日)