なかなか治らない肩こりの原因は
「痛みを感じる部位=痛みの原因部位」ではない
こんにちは 岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院です。
今日は肩こりについてのお話をしましょう。
その前に肩こりに悩まれている方でなかなか治らないということはありませんか?
それにはどういった理由が考えられるのか。
今日は筋肉の痛みの難しさについて理解していただきましょう。
実は、筋肉の痛みの特徴として、痛みを感じる場所(症状)と痛みの発生場所(原因)が異なるということが非常に多いのです。
これが実際の治療になった時にズレが大きな問題となってしまいます。
例えば右肩背部に痛みがあるとします。
右肩背部にかけて痛みを起こす疾患はいくつかありますが、重だるいような、場所が不明確な痛みの場合は内臓か筋肉どちらかの痛みという風に考えます。
特に肩や首を動かしたり、動作に伴い痛みが悪化する場合は筋肉の痛みが疑われます。
ではその痛みのある右肩背部を触ってみましょう。
そこには僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋などの多くの筋肉が存在しています。
通常であればそれらの筋肉を揉んだり、押したり、マッサージをすることで痛みが軽減するのですが… 先程もお伝えしたように「痛みを感じる部位=痛みの原因部位」では無いことが多々あるのです。
筋肉の痛みの70%は遠隔部位へ痛みを誘発するということが知られています。
そう考えると、筋肉の痛みの場合、痛いところを揉んだり押したりマッサージして痛みが軽減される確率は30%となり、残りの70%は間違った治療になってしまうということです。
肩こりの治療は単純で簡単なように感じられるかも知れませんが実はとても難しいのです。
治療を受けていてもなかなか治らなくて同じ症状がずっとあるような方は、もしかしたら痛みの原因部位を正しく治療出来ていないのかも知れません。
そして、痛みが遠隔部位に広がることで自分自身でもどこに原因があるのが分からなくなることがあります。
痛みが原因部位から離れて広がるように他の部位にも痛みが生じることを「関連痛」と呼びます。
そしてその関連痛を引き起こす原因部位を「トリガーポイント」と呼びます。
私たちが普段感じている肩こりや腰痛などの痛みの多くは筋肉が関与する痛みであります。
そして多くのものが関連痛を生じている可能性が高い為にトリガーポイントを正確に探し出し、治療することが重要なポイントになる訳です。
とっぷ整体整骨院では姿勢分析による客観的な所見を非常に重視しています。
それは、現在痛みの出ている部位以外に負担の掛かっている部位、つまりトリガーポイントを見つける為にその姿勢分析の情報が重要であるということです。
私たちは治す治療をモットーにしています。
肩こりとは言えども、患者様ご自身でトリガーポイントを見つけ治療することは困難です。
私たちが筋肉の細かな動きや固さを診てプロの視点から必ず原因を探します。
なかなか肩こりが治らずに悩まれている方はぜひ一度姿勢分析からトリガーポイントを見つけてみましょう!
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(2018年2月25日)