YOSHIKIの頸椎ヘルニアからみるむち打ち症、頸の構造
頸椎ヘルニアからみるむち打ち症
こんにちは岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院です。
最近テレビでXJAPANのYOSHIKIさんがよくバラエティー番組に出演されているのを見ます。
オーラといい、音楽性なども超一流のアーティストさんですよね〜本当にカッコいいです(^^)
そのYOSHIKIさんを苦しめたのが頸椎ヘルニアという病気です。
皆さんもご存知でしょうか?
海外で外科手術を受けた時は大きなニュースとなりましたよね。
激しいドラムプレイ時に首を前後に繰り返し倒す行為、これが頸椎ヘルニアの原因だったと言われています。
骨はスレてボロボロになり、またその破片が神経を傷つけてしまっているという重症に近いものでした。
主治医からは「これ以上危険なドラムプレイを続けると車椅子生活になるよ」とまで言われたそうです。
そもそも皆さんにも知っていただきたいのが過度な頸部の前屈運動は非常に危険な行為だということです。
頸椎の前後方向の動きにより、解剖学的に言うと、脊柱管の長さに変化が起こります。
前屈時には脊柱管は引っ張られるように長くなります。
逆に後屈時には脊柱管は押さえられるように短くなります。
この脊柱管の中には脊髄や脊髄神経という重要な神経が通っている訳ですが、過度な前後方向運動はこれらに多大なストレスを生むことに繋がります。
YOSHIKIさんはこの行為を繰り返した為に頸椎ヘルニアという神経が脱出してしまう状態にまでなってしまいました。
その他に関連する代表的な例ではむち打ち症がありますよね。
これに関しては交通事故後遺症などでも良く見られます。
当院でも事故患者様を受け入れていますので、多くの症例を診てきました。
むち打ち症は正式には外傷性頸部症候群と言いますが、急な外力により頸椎周辺の靭帯や関節包、筋肉などが損傷した状態のことです。
もちろん重症のケースでは神経痛なども併発しているものもあります。
頸には生命活動に重要な神経が通っているので、損傷をするような事があれば呼吸が出来ずに死に至ることもあります。
それだけ頸は重要な役割を担っています。
交通事故などで発症した頸椎ヘルニアやむち打ち症を放っておくと、重篤な痺れや痛みを残す事になりかねません。
専門家に必ず相談し治療を受ける必要があります。
当院では交通事故の治療に精通した柔道整復師が対応させていただいています。
提携クリニックと共に患者様ひとりひとりに最も合った治療を提供したいと考えています。
交通事故による頸の同様の症状に悩んでいる、自賠責保険に関してや保険会社との対応をどうすればよいか分からないという方は当院まで一度ご相談くださいませ。
(2018年2月14日)
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