筋肉には赤と白の2種類があるんです。

今回は筋肉のお話しです

こんにちは岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院です。

当院では学生の患者様も多いのですが、この寒い時期はマラソン大会が学内で開催されたりすることが多いですよね。

マラソンの練習で足を負傷して通院されている患者様が非常に増えてきました。

筋肉が疲れたままでの継続的な練習は怪我の元になりますので、ストレッチやテーピングを効果的にしていかないといけません。

早めの治療をオススメしますのでご相談ください。  

そこで、今日はマラソンに関連した内容で、筋肉学についてのお話を少しさせてもらいます。

TV中継などでマラソンのレースを見ていると、走るのは速い選手なのに多くは驚くほど痩せていて、ボディビルダーのようにムキムキのマッチョタイプの人は、ほとんどいませんよね。

42.195 キロの長距離を走り抜く為には、日頃から激しいトレーニングを重ね、筋肉と体力を鍛えてるはずですが、なぜマラソン選手はマッチョな体型にならないのでしょうか?

鍛える筋肉の種類が関係しています。

筋肉には、「赤筋」と「白筋」の2種類があります。

この2つの筋肉はそれぞれ働きが違います。

ご存知でしたか?

赤筋は少ないエネルギーで長時間働ける性質で、白筋は多量のエネルギーを一気に瞬間的なパワーを発する性質を持っています。

この2種類の筋肉は、部位や人によって割合が違うのです。

持久走が必要なトライアスロンの選手や水泳、マラソン選手などは、赤筋の割合が多くなります。

他にもジョギングや競歩、ロードレース、駅伝、登山、ダンス、エアロビクスなどが挙げれます。

逆に砲丸投げや重量あげなど瞬発力が必要な競技の選手は、白筋の割合が多くなります。

他の競技では陸上短距離、投擲種目、走り高跳び、相撲、レスリングなどが白筋の割合が多い人が向いているスポーツです。

白筋は赤筋に比べて太くなりやすいので、 白筋を鍛えてる人はマッチョに見え、赤筋を鍛えてるマラソン選手は、筋肉質でもスリムに見える訳ですね。

赤身のマグロはゆったりと長距離を泳ぎますし、近海をすばしっこく泳ぐ小魚は瞬発力があり白身です。

よく考えてみたらそうでしょう?

人間の筋肉もそれぞれ活用する用途に合わせて筋肉の線維に関係しているということですね。

非常に奥が深い話です。   

白筋の特徴は素早く収縮し、大きな力を発揮する事なんですが高齢者になるとその白筋が加齢によって減少して、動きがゆっくりになるとされています。

使わなければ衰えていくので、いつまでも活動的でいる事が高齢になっても機敏な若々しい動きを保つ1つの方法と思います。

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(2018年2月11日)

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