身体を温める食べものには何がある?

こんにちは、数日前から格段に寒さが増してきていますね。強烈な寒波が来てることが原因のようですが、まだまだ雪の降らない岸和田市はマシだと思わないとですね。

ところで私は関西医療大学時代に漢方薬学も学んでいましたが、東洋医学では身体を温める食べもの、身体を冷やす食べものを定義しています。
ちょっとした東洋医学と食材の知識を持つことで冷え性対策になればと思い今回はこの話にしましょう。

まず東洋医学では身体を温める食べものを陽の食べもの、身体を冷やす食べものを陰の食べもの、としています。これはどちらが良いとかではなく全体におけるバランスが重要です。

そして身体を温める食べものと冷やす食べものの区別には以下のような方法があります。

①北方産であるか南方産であるか
北の寒い国や地域では、身体に熱を吸収しないといけないために、身体を温める野菜が育ちやすいです。逆に沖縄など南の暖かい地域では、身体に溜まった熱を冷やすために、身体を冷やす野菜が育ちやすいです。

②地中で育つものか地上で育つものか
野菜でも地中で育つものと、地上で育つものがありますよね?北海道などの寒い地域では土の中で育つ根菜類が豊富ですが、これらは身体を温めてくれる野菜です。
一方で夏によく見かけるトマトやキュウリなどの夏野菜は地上で育つ野菜として、身体を冷やす効果があります。確かにイメージしても水分が豊富だし、冷やしてくれそうな感じがしますよね。
しかしながらそれぞれ身体を温める野菜と冷やす野菜の旬が、身体の状態に合わせように育つなんて自然って本当に不思議ですよねー!漢方だって食べものから出来ていますから、それが病気を治してくれたりするんですもんね。まだまだ東洋医学は奥が深いです。

話は変わりますが昨日は大坂なおみが全豪オープンで初優勝を飾り、アジア人初の世界ランキング1位に輝いたニュースが飛び込んで来ましたよね!本当におめでとうございます!
同じ日本人として誇りに思います!
その大坂なおみも身体のメンテナンスに東洋医学の治療、鍼灸治療を普段からしているそうです。
やはりトッププロは身体に人一倍気を遣っているんですね!

さぁ、話を戻します。

④発酵食品は身体を温めます
発酵食品は代謝を上げる効果があります。
代表的なものには納豆や漬物、味噌やチーズ、ヨーグルトなどがあります。やはり北海道がイメージされるものが多いですよね。覚えやすいのが嬉しいですよね!

⑤色や形で判別する
オレンジや茶色など暖色系の野菜は身体を温めます。
白や紫など寒色系の野菜は身体を冷やします。
また形の丸いものは身体を温めます。
長細いものは身体を冷やします。
トマトなど例外もあるので参考にしてみて下さいね!

以上が身体を温める食べもの、身体を冷やす食べものの区別の仕方です。
ちょっとした食習慣の改善で冷え性予防にぜひ活用して下さいね!


(2019年1月27日)

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