血を補う効果的な食材とは?

みなさんこんばんは!
少し前にブログで、身体を温める食べ物、身体を冷やす食べ物についてご紹介させていただきました。

今回もその食材シリーズでいきましょう。
テーマは食べ物の味とその働きについてです。
前回のブログで冷え性の方は血を補う必要があることをお話しましたが、東洋医学的には味の性質によって血を補う食材というものがあるのです。

ではまず食べ物の味の性質にどのようなものがあるかご紹介していきましょう。

辛い食べ物(しん)
酸っぱい食べ物(さん)
甘い食べ物(かん)
苦い食べ物(く)
鹹い食べ物(かん)※しおからい

の五味にタイプを分けることが出来ます。
これら五味それぞれが身体に対して独特の作用を持っています。
またそれぞれの味と強い結びつきのある臓腑の働きの調整機能があるのです。
それでは、それぞれの味にどのような作用があるかを具体的に紹介していきます!

①辛い食べ物
大根、生姜、生ニンニク、玉ねぎ、シソ、パクチーなどです。
これらは停滞していた気と血の流れを良くする作用があります。発汗作用も期待できます。風邪の引き始めなどに良い食材ともされており、肺の働きの調整と関連が深いです。

②酸っぱい食べ物
イチゴ、トマト、ヨーグルト、グレープフルーツ、リンゴ、アボカドなどです。
これらには筋肉や内臓を引き締める作用があります。汗や尿、鼻水や下痢、出血など身体から体液が出ていってしまう症状を抑える効果があります。肝の働きを調整します。

③甘い食べ物
バター、マグロ、砂糖、大豆、ニンジン、サケ、白米、卵などです。
これらは血を補って身体を滋養する作用があります。筋肉の緊張を緩め、痛みを取る効果も期待出来ます。腹痛も和らげます。
脾の働きにも関与します。

④苦い食べ物
緑茶、コーヒー、紅茶、ゴーヤなどです。
身体の余分なものを除去する作用があります。熱を冷まして水分を排泄します。
便秘や胃のもたれにも効果的です。
心の働きを調整する作用があります。

⑤鹹い食べ物※しおからい
塩、エビ、昆布、イカ、アサリなどです。
これらには固まっているものを柔らかくする作用があります。頑固な慢性的な便秘にも効果的です。肩こりなどの改善も期待出来ます。
腎の働きを調整する作用があります。

つまり、身体に血が不足しており貧血や虚弱体質を伴う冷え性の方がぜひ食べておくと良い食材は、甘い食べ物に分けられるマグロやサケ、大豆などのタンパク質を多く含む食材ということですね!

確かにタンパク質は筋肉の生成に不可欠なものです。
特に女性は男性に比べても筋肉量が少ないために体内に熱を発生しにくいわけです。
タンパク質を摂取することは間違いなく冷え性対策になっています。

このように、味の性質それぞれの作用から
あなたが積極的に摂取した方が良い食材が
わかってくるわけです。
東洋医学って本当に凄いですよねー!!

ただし、医師から食事に関して指示がある場合はそれに従って下さいね。
食べたいものがあっても同じものを大量に摂取することは身体のバランスを著しく損なう可能性がありますので気をつけて下さい。
いずれにしても自分の身体の状態を専門家に診てもらうことから始めましょう。

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(2019年2月18日)

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