日本人の死因第3位の肺炎

こんにちは 岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院の前田です。

今日はタイトルにもあるように肺炎に関するお話です。
日本人の死因第3位にまで上がってきている肺炎、その7割が誤嚥性肺炎ということです。
誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液などが食道ではなく誤って気管や肺のほうに入り炎症を起こす病気です。

当院の患者様でも肺炎を起こしたという話はよく耳に入ってきます。風邪の延長線上に起こるものという捉え方をされがちですが、ウイルス性ではなく誤嚥によって起こる肺炎が急増しているとのことです。

その原因とは一体?

日本人の死因第1位は悪性新生物、いわゆるガンです。
死因第2位は心疾患。そして死因第3位は以前までは脳血管疾患だったのが、今では肺炎がそれを上回ってきているというのが現状です。
これは超高齢化社会を迎えている日本特有の現象とも言えるでしょう。
亡くなる方の95%は65歳以上だそうです。
本来なら食道に送られるはずの飲食物や唾液が気管や肺に入ってしまい炎症を起こすのですが、飲み込む力が低下してしまった高齢者が増えていることが原因になっているようですね。

簡単なセルフチェックをしてみましょう。
①食事中にむせたりすることが多い
②お水を上を向いてゴクゴク飲むとむせる
③大きな錠剤が飲みにくい
④食後に声がガラガラになる
⑤咳払いをよくする
⑥食後にのどがゴロゴロする
⑦夜中に咳払いで目が覚める
⑧歩くスピードが遅くなった
⑨タンがよく絡む
⑩食べるのに時間がかかる
半分以上チェックがつく方は要注意です。

そしてここからは喉の飲み込む力を低下させない為の
対策、のどトレについてアドバイスをします。

①お風呂で歌う
飲み込む力のカギとなるのは咽頭挙上筋群です。それらは歌うことで鍛えることが出来ます。ポイントは大きな声、高い声を出すことです。呼吸機能の向上も期待出来ますし、またお風呂という環境が湿気で喉を守ってくれますのでオススメです。

②のどを潤す
口の中が乾燥すると雑菌が繁殖しやすくなります。
誤嚥性肺炎とは雑菌が肺に入ってしまうことにもよるので、口と喉を潤して常に清潔に保ちリスクを減らす必要があります。

③とにかく毎日おしゃべりをしましょう

④ペットボトルトレーニング
ペットボトルを口に加えて、ペットボトルがペシャンコになるまで息を吸い込んでみましょう。次に肺の中の空気を全部出し切るつもりで思いっきり息を吐きペットボトルを膨らまします。これを5回繰り返しましょう。

以上ののどトレを実践していただくことで、のどを鍛えていきましょう!肺炎は年齢を重ねるにつれ油断することの出来ない病気ですが、のどをしっかりと鍛えれば防ぐことの出来るものだと知っておいてくださいね。

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(2018年3月18日)

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