ドライマウスの危険性

こんにちは 岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院の前田です。

先日はドライアイについてお話させていただきました。
まだまだ乾燥の続く季節です。最近では暖かい日も増えてきたので暖房を切る日も増えて来ましたが…
日替わりで寒い日もあり難しい気候ですよね笑

今日も乾燥が招く症状の1つドライマウスについてお話します。口内環境の特集は最近様々なメディアでも見る機会が増えてきていますから、皆さんの興味のある内容
ではないでしょうか。

繊細で敏感な口の中は、体や心の不調が現れやすい場出。口の渇きもサインの1つ。更年期世代になると特に、唾液の量や質が低下し、口腔内の環境も悪化しやすくなります。

ドライマウス(口腔乾燥症)の患者数は、800万人ほどいると推定されており、現代病として注目されています。更年期を迎える頃から増えてくる疾患ですが、最近は慢性的なストレスを抱える若年層も見られるようになってきましたよね。

主な症状としては、口の中が乾く、口の中がネバネバする、舌がヒリヒリするなどが挙げられます。また、下表面がひび割れ、溝のようなシワがでてくる、下の表面にある小さい突起(舌乳頭)が、萎縮しツルツルしてるなども、ドライマウスの人によく見られる症状です。

ですがドライマウスは病気としての認識が低く、ただ口が渇くだけと軽視されがちです。
放っておくと虫歯や歯周病、口内炎などの口腔内疾患のリスクが高まったり、口臭がきつくなったりします。その他、おいしさを感じなくなる、食べ物を飲み込めなくなるといった嚥下障害などの状態を引き起こし、生活の質の低下にもつながります。

ドライマウスの直接的な原因は、唾液の分泌量の低下です。唾液には、抗菌作用や消化作用、食べかすや歯垢を洗い流す自洗作用などの重要な役割があります。唾液の量が低下するとこれの働きも低下し、雑菌が口の中の汚れを餌にして繁殖し、口臭のもとになる悪臭成分がたくさん作られてしまうのです。

では、どんな事に気をつければ良いのか。ドライマウスを予防するには、唾液の分泌を促す事が大切です。日常生活では、次の4つのポイントを心がけましょう。

①まずは、よく噛むこと。しっかり噛むことで唾液の分泌量が増え、口周りの筋力の低下を防ぐ事にもつながります。ガムを噛むのも一案です。

②2つ目は、リラックスする時間を作ること。ストレスや緊張した状態が続くと交感神経が優位になり、唾液の分泌量が低下します。口臭予防効果のある飴を食べたりして気分転換しましょう。

③3つ目は、生活リズムを整えること。食事や睡眠時間が不規則になると、自律神経が乱れ、唾液の分泌を妨げます。

④4つ目は、口のマッサージなどをして、口を動かすこと。唾液腺を刺激したり、舌の先でマッサージしたりすると口の周りの血行がよくなり、唾液の分泌が促されます。何かをしながら出来る口のマッサージやストレッチを取り入れてみるとよいでしょう。
簡単な口の1分間ストレッチですが、口を大きく動かして、「あ、い、う、え、お」と発音します。
唾液腺のマッサージは、お風呂で湯船に浸かりながら、耳たぶのやや前方、上の奥歯辺り(耳下腺)を人差し指全体で回しながら押す。
顎の骨の内側にある柔らかい部分(顎下腺)に親指を当て、顎の骨に沿って耳の下から顎の先に向かってゆっくり押す。
顎の真下(舌下腺)に両手の親指を当て、舌を押し上げるようにグーッ押す。
3つの唾液腺を左右対象にそれぞれ5回〜10回ずつプッシュしマッサージします。

早めのケアで、不快な症状を和らげ、唾液の力を高めて口の中に潤いを取り戻しましょう。

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(2018年3月18日)

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