お家で出来る腰痛予防!
こんにちは 岸和田市春木 とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。
今日は患者様からもよく質問のある「腰痛の人がお家でも出来る対策って何か無いですか?」についてアドバイスさせていただきます。
ギックリ腰や、常に腰痛に悩まされている方にはぜひ実践して欲しいです。
①床にある重たい物を持つ時のアドバイス
膝が伸びた状態の中腰姿勢で荷物を持とうとするのは腰に大きな負担がかかるので危険です。控えましょう。出来るだけ膝を曲げて、腰は真っ直ぐに保った状態で、対象の荷物に距離を近づけます。持ち上げる時は膝の力も使いながらが良いでしょう。かなり楽に持ち上げる事が可能です。
②コルセットは長時間の使用はダメです。
コルセットを使用する場合は、仕事で大きな負担がかかる場合のみに制限をし、出来るだけ着けている時間は短い方がいいでしょう。
コルセットは腹圧を高める事が出来ますので、腹筋をグッと力を入れたような状態を作り出すことが可能です。それにより腰椎を安定化させることが出来ますので腰痛を軽減する効果が期待出来ます。しかし長時間の使用は逆に腹筋を弱くするデメリットもありますので注意が必要です。
コルセットによって支える事が出来てしまうので自分の腹筋が支えることをしなくなってしまうのでコルセットを外した時の負担が大きくなってしまうのです。要するに筋肉がダラけてしまうのです。コルセットを多用される方はそういった経験あるのではないでしょうか?上手く活用した方がいいですね。
当院ではEMSという特殊な電気治療により腹筋を鍛えることが可能です。腹筋トレーニングはなかなか持続させるのは難しく、負担もかかることが多いので専門家のアドバイスをもらいながらするのが理想的です。
無理をすればかえって症状を悪化させてしまいます。
③長時間の同じ姿勢は控えましょう
腰痛の方は横向きで寝た姿勢が楽です。エビのように腰を丸めると腰椎への負担が少ないです。しかしそれでも長時間寝ていると腰椎への負担は徐々にかかり痛みが出現してきます。適度に寝返りすることが必要です。
日中でも立つ時間や座る時間などいずれにおいても長時間の同じ姿勢は危険です。意識的に姿勢を変えることをやってみてください。
楽だと思っても、どこかの腰椎には微細に圧力がかかっています。適度に姿勢を変えることでその圧力を逃がす必要がある訳です。
特に座る姿勢は下肢の筋力は脱力した状態で上半身のみで腰を支えているので、運動学的には腰にかかる負担は実は大きいのです。立っている時よりも座っている時の方が2倍腰椎に負担がかかっているとも言います。
立ち上がる時には手でどこかを持って腕の力を使って立てると理想的ですね。
(2018年3月29日)