頚部前方突出位

頚部前方突出位を改善して肩凝りをなくそう!

みなさんこんばんは、岸和田市春木とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。

さて、先日は【頚部前方突出位(FHP)】が肩凝りの原因になるという話をしました。

鍼灸治療が効果的なのは間違いありませんが、加えてお家でも行える簡単なエクササイズがありますのでそちらもご紹介していきましょう。

FHPでは筋力低下を起こしやすい椎前筋や丸くなりやすい背中を伸ばすことで肩凝りを改善出来ます。

【頭部前方突出位(FHP)】の原因は頚部を屈曲させる椎前筋の大きさが、後頭部の筋群と比べてもとても小さいことにもありそうです。

椎前筋は後面筋の過活動に負けてしまい筋力低下が起きやすいとされています。使うバランスに偏りが起きてしまうということです。

肩凝りが慢性的な状態にまである場合は、相当に椎前筋が弱体化しているとみて良いでしょう。

椎前筋が弱くなってしまうと頚椎を支える力が前後で不均等となり頸椎が不安定な状態となります。

そのために椎前筋をトレーニングすることは肩凝り改善にも重要です。

まずトレーニングする際には、頚部の筋肉に負担がかかりにくい姿勢で行う必要があり、仰向けが推奨されています。

続いて頚部の後ろにフェイスタオルを筒状に丸めたものを入れます。その状態で深呼吸をして、過緊張状態にある頚部筋をリラックスさせます。

その後に下顎を引き、椎前筋のトレーニングを行います。ポイントはタオルに加わる圧を首に感じながら

行うことです。タオルが太すぎるとかえって頚部が伸展位となるので注意が必要です。

続いてイスに腰をかけた状態で行うエクササイズを紹介します。このエクササイズは丸くなった背中を伸びた状態に改善することが目的です。

まず、イスの横を手で保持します。そのまま胸を前に張りましょう。その状態で顎を引きながら体全体を真上に引き伸ばすように身体に力を入れましょう。

この運動を5秒間保持して、5秒間緩める。

これを10回程度行ってください。

最初にお伝えした椎前筋はゆっくりした動きで20回程度を目安にトレーニングを行ってください。

最終的には軽い力で滑らかに顎が引けるようになることを目指していきましょう!

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(2021年3月14日)


首が前に突っ込む姿勢と肩凝りとの関係は?

 巻き肩になりやすい

みなさんこんばんは、岸和田市春木とっぷ整体整骨院です。

 

当院にも肩凝り症状を改善したいという患者様が多数いらっしゃいますが、肩凝りを改善する為には、頭部前方突出位を理解する必要があるでしょう。

 

逆に言えばこの姿勢を改善することで、肩凝りを予防出来るとも言えます。

肩凝りを大雑把に分けると

 

肩凝りには原因が明確ではない本態性肩凝りと、筋肉や関節などの器質的な原因がある症候性肩凝りとがあります。

 

前者は過労や不良姿勢、運動不足などが影響し、頸部から肩関節にかけての筋疲労や筋緊張、ダルくなるような鈍痛などの症状が出現します。

長時間のデスクワークや机や椅子が合っていなくてそれに合わすように座って事で姿勢が崩れてなんて事が原因として挙げられます。

 

後者では頚椎疾患や肩関節疾患などの整形外科的領域から、消化器疾患の内科的領域、眼精疲労などの眼科的領域といった具合に、さまざまな疾患に起因します。

頭部前方突出位とは

 

現在では、肩凝りの原因となり得る姿勢として注目されているのが頭部が前方に垂れて、頸椎全体が前方に偏移し、環椎後頭関節部分で過伸展位となる【頭部前方突出位( FHP)】と呼ばれる姿勢です。

頭部前方突出位の姿勢

 

この姿勢でいると、筋力低下を起こしやすい筋肉と過緊張状態にやりやすい筋肉があるとされています。

 

筋力低下を起こしやすい筋肉には、頸部深層にある屈筋群である椎前筋や僧帽筋下部線維、菱形筋などがあります。

 

過緊張状態になる筋肉には、後頭下筋群や僧帽筋上部線維、肩甲挙筋、小胸筋などがあるとされています。

 

そして、この過緊張状態になる筋肉がいわゆる「肩凝り」で慢性的な鈍痛や筋疲労が出現しやすい筋とされています。

この頭部前方突出位の姿勢をとっている人の多数が巻き肩になりやすいです。

そして巻き肩になると肩甲骨の位置がどんどん外側に広がっていくので、背中の筋肉は引き伸ばされて血流が悪くなり、肩が重くなったり頸から肩がガチガチに固まってしまいます。

それ以外にも頭部前方突出位になる事で胸椎や骨盤の歪みに繋がり、様々なカラダの不具合を起こす原因になります。

 

当院では鍼灸治療によりこれらの深層にある筋肉の過緊張状態を取り除き、矯正による関節の調節を行うことで【頭部前方突出位(FHP)】を改善し慢性的な肩凝り症状を取り除くようにアプローチを行っています。

 

つまり肩凝り症状改善にはただ痛みのある筋肉に対してマッサージをするだけでなく、FHPに対して効率よくアプローチを行うことが不可欠です。

 

治療を続けてもなかなか症状が改善されないという方は、もしかしたらFHPに対するアプローチがされていない可能性もありますよ。

 

 

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(2021年3月14日)


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