肩甲骨はがし
野球やバレーボールの動作でよく起こるスポーツ障害
みなさんこんにちは、岸和田市春木宮川町とっぷ整体整骨院 前田です。
東京2020オリンピックも盛り上がって来てますね!
昨日はサッカー日本代表とフランス代表の試合に見入ってしまいました。日本代表にも若くから海外でプレーする選手も増えましたが、強豪のフランス代表を圧倒的な強さで倒してしまうあたりはサッカーのレベルも上がってきているのかなと感じさせられました!
野球日本代表の侍ジャパンもドミニカ共和国に逆転サヨナラ勝ちを収めていましたね!
今回のオリンピックは金メダルもたくさん獲得していて、日本代表選手の活躍を毎日観れるのは本当に嬉しいですね!
さて、話は変わりますが、今日は野球やバレーなどの繰り返しのスパイク動作、投球動作で起こるスポーツ障害についてお話していきましょう。
いわゆる肩甲骨を下方に回旋、外転する動作のことを指しています。この動作により起こる障害は【肩甲上神経の絞扼】です。
症状として考えられるのは、肩甲骨の外側から後ろ側にかけて起こる痛みや肩を横に広げる動き(外転や外旋)の筋力低下、【棘下筋の筋萎縮】などです。
バレーボールのスパイク動作において、急速に肩関節は内転、内旋、伸展し肩甲骨は外転、下制、下方回旋位をとります。これにより肩甲上神経という神経に牽引ストレスが加わり続けるのです。
また高齢者の背中が丸くなった姿勢でも同様の状態を作る可能性があり、肩甲上神経にストレスがかかりやすくなります。
つまり若い人でも猫背姿勢のような不良姿勢を続けていれば同じ状態になり得ます。
治療では肩関節や肩甲骨周辺の筋肉や関節の動きに問題はないか、肩甲上神経絞扼により棘下筋の筋萎縮がおきていないか等のチェック、及びそれらの筋肉に対してのリバビリやストレッチ、トレーニングを行っていきます。
痛みが出ているということは何かしらの理由が考えらます。原因を突き止める事が出来れば簡単に治癒することが出来ます。
きちんと専門家に診てもらいましょう!
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(2021年7月29日)
首が前に突っ込む姿勢と肩凝りとの関係は?
巻き肩になりやすい
みなさんこんばんは、岸和田市春木とっぷ整体整骨院です。
当院にも肩凝り症状を改善したいという患者様が多数いらっしゃいますが、肩凝りを改善する為には、頭部前方突出位を理解する必要があるでしょう。
逆に言えばこの姿勢を改善することで、肩凝りを予防出来るとも言えます。
肩凝りを大雑把に分けると
肩凝りには原因が明確ではない本態性肩凝りと、筋肉や関節などの器質的な原因がある症候性肩凝りとがあります。
前者は過労や不良姿勢、運動不足などが影響し、頸部から肩関節にかけての筋疲労や筋緊張、ダルくなるような鈍痛などの症状が出現します。
長時間のデスクワークや机や椅子が合っていなくてそれに合わすように座って事で姿勢が崩れてなんて事が原因として挙げられます。
後者では頚椎疾患や肩関節疾患などの整形外科的領域から、消化器疾患の内科的領域、眼精疲労などの眼科的領域といった具合に、さまざまな疾患に起因します。
頭部前方突出位とは
現在では、肩凝りの原因となり得る姿勢として注目されているのが頭部が前方に垂れて、頸椎全体が前方に偏移し、環椎後頭関節部分で過伸展位となる【頭部前方突出位( FHP)】と呼ばれる姿勢です。
この姿勢でいると、筋力低下を起こしやすい筋肉と過緊張状態にやりやすい筋肉があるとされています。
筋力低下を起こしやすい筋肉には、頸部深層にある屈筋群である椎前筋や僧帽筋下部線維、菱形筋などがあります。
過緊張状態になる筋肉には、後頭下筋群や僧帽筋上部線維、肩甲挙筋、小胸筋などがあるとされています。
そして、この過緊張状態になる筋肉がいわゆる「肩凝り」で慢性的な鈍痛や筋疲労が出現しやすい筋とされています。
この頭部前方突出位の姿勢をとっている人の多数が巻き肩になりやすいです。
そして巻き肩になると肩甲骨の位置がどんどん外側に広がっていくので、背中の筋肉は引き伸ばされて血流が悪くなり、肩が重くなったり頸から肩がガチガチに固まってしまいます。
それ以外にも頭部前方突出位になる事で胸椎や骨盤の歪みに繋がり、様々なカラダの不具合を起こす原因になります。
当院では鍼灸治療によりこれらの深層にある筋肉の過緊張状態を取り除き、矯正による関節の調節を行うことで【頭部前方突出位(FHP)】を改善し慢性的な肩凝り症状を取り除くようにアプローチを行っています。
つまり肩凝り症状改善にはただ痛みのある筋肉に対してマッサージをするだけでなく、FHPに対して効率よくアプローチを行うことが不可欠です。
治療を続けてもなかなか症状が改善されないという方は、もしかしたらFHPに対するアプローチがされていない可能性もありますよ。
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(2021年3月14日)
肩甲骨のゼロポジション
肩関節の「ゼロポジション」という言葉をスポーツをやっている方なら聞いたことがあると思います。野球の投球動作やバレーボールのスパイク動作の時に腕を挙げますが、このときにゼロポジションであることが肩への負担を軽減させることにつながると言われています。ゼロポジションと呼ばれるには次の2つの理由があります。
①上腕骨と肩甲棘(けんこうきょく)が一致したポジション
肩甲骨には後面に肩甲棘と呼ばれる出っ張り部分があります。肩甲棘と上腕骨は腕を挙げていくにつれて運動軸が一致するポジションがあり、これをゼロポジションと呼んでいます。腕を約140°程度挙上したところに存在すると言われており、ガッツポーズの状態がこのゼロポジションということになります。肩甲棘と上腕骨の運動軸が一致したところで角度はゼロとなります。
②上腕骨へのひねりストレスがない
ゼロポジションになると上腕骨には外旋や内旋といった回旋ストレスがない状態となります。肩の安定性を高めるローテーターカフ(回旋筋腱板)は前面に肩甲下筋、上方に棘上筋、後面に棘下筋、小円筋という筋肉が存在しますが、ゼロポジションの状態ではそれぞれの筋肉に回旋のストレスがかからないため筋緊張のバランスが保たれた状態となり、関節は安定することになります。
肩を使うスポーツや腕をよく使うお仕事の方は、もしかしたら肩甲骨が正しいポジションにないかもしれません。
肩の痛みはないまでも、動かした時にコキコキ鳴るなど、違和感を感じる場合も痛める前のサインかもしれません。早めに専門家にチェックしてもらってくださいね!
とっぷ整体整骨院でも、一度肩を痛めた経験のある先生が治療にあたっていますので、お気軽にお問い合わせくださいね!
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(2020年2月29日)