肩が上がらない

肩甲骨のゼロポジション

肩関節の「ゼロポジション」という言葉をスポーツをやっている方なら聞いたことがあると思います。野球の投球動作やバレーボールのスパイク動作の時に腕を挙げますが、このときにゼロポジションであることが肩への負担を軽減させることにつながると言われています。ゼロポジションと呼ばれるには次の2つの理由があります。

①上腕骨と肩甲棘(けんこうきょく)が一致したポジション
肩甲骨には後面に肩甲棘と呼ばれる出っ張り部分があります。肩甲棘と上腕骨は腕を挙げていくにつれて運動軸が一致するポジションがあり、これをゼロポジションと呼んでいます。腕を約140°程度挙上したところに存在すると言われており、ガッツポーズの状態がこのゼロポジションということになります。肩甲棘と上腕骨の運動軸が一致したところで角度はゼロとなります。


②上腕骨へのひねりストレスがない
ゼロポジションになると上腕骨には外旋や内旋といった回旋ストレスがない状態となります。肩の安定性を高めるローテーターカフ(回旋筋腱板)は前面に肩甲下筋、上方に棘上筋、後面に棘下筋、小円筋という筋肉が存在しますが、ゼロポジションの状態ではそれぞれの筋肉に回旋のストレスがかからないため筋緊張のバランスが保たれた状態となり、関節は安定することになります。

肩を使うスポーツや腕をよく使うお仕事の方は、もしかしたら肩甲骨が正しいポジションにないかもしれません。

肩の痛みはないまでも、動かした時にコキコキ鳴るなど、違和感を感じる場合も痛める前のサインかもしれません。早めに専門家にチェックしてもらってくださいね!

とっぷ整体整骨院でも、一度肩を痛めた経験のある先生が治療にあたっていますので、お気軽にお問い合わせくださいね!

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(2020年2月29日)


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