食事療法
むくみ改善の食事について
みなさんこんばんは、とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。
さて今日はむくみに関する話をしましょう。
ところで、みなさんの中にも塩分の取り過ぎをかかりつけの先生に指摘された方は多いのではないでしょうか?
外で食べるラーメン最高なんですけどねー‥実はものすごい塩分を使ってるんです。
塩分を摂りすぎると血液中の水分を血管やリンパ管の外に押し出してしまいます、よって余分な間質液を増やしてしまいますので、むくみの原因となってしまうわけです。
他にも高血圧や脳血管障害、心筋梗塞などのリスクも高まるので過剰な摂取は控えたいところですよね。
特に女性はむくみに悩んでいる方が多いです。
対処法としては、水分補給に関しては日中は多い目にして、夜は控えめにしてみましょう。
そして飲み物は冷たいものではなく出来るだけ温かい飲み物にしましょう。
整骨院で施術やマッサージを受けた後も、老廃物の排出を促すためにも水分をコップに2杯ほど取ってみるのが良いですね。当院ではカルシウムやミネラルが豊富なナチュラルミネラルウォーターの【マロっ】をご用意しておりますのでぜひ治療の一環として飲んでみて下さい。吸収も良いタイミングですので生活習慣病の予防にもってこいですね。
またアルコールは血管内脱水の効果があるために、お酒を飲み過ぎてしまうと身体の水分量が減少し、血液濃度が高くなります。高くなった濃度を下げるには、毛管内に水分を取り込む必要があります。この時に取り込んだ水分がむくみとなるわけなんです。
なのでアルコールの取り過ぎも控える必要があります。
またカリウムを多く含む食材を摂りましょう。トマトなどの野菜や果物、ビタミンB1を含む豚肉、玄米、蕎麦、落花生、大豆、うなぎなどです。
これらは水分代謝をスムーズにしてくれる働きがあるので積極的に摂りましょう。
辛いものや味の濃いものはリンパ液濃度を高めますので、リンパ管の中にある老廃物が排出されにくくなってしまいます。
タンパク質やミネラルである特にカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのバランスを考えた食事にしてみましょう。
また女性で月経前にむくみがきつく出る方には、ビタミンB6であるカツオ、マグロ、サンマ、鮭、肉類のレバー、バナナ、サツマイモも効果的ですね。
しかし注意点もあります。
カリウムの過剰な摂取は腎機能障害があると重大な問題になることがあります。
食事療法がわからない場合はやはり専門家のアドバイスを受けてからが良いでしょう。
(2019年10月1日)
食事から痛みを取ることが出来る
みなさんおはようございます、岸和田市 春木
とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。
みなさんは毎日、朝昼晩とバランス良く食事は取れていますでしょうか?お忙しい方は、どこかが抜けてしまったり、食べる時間も不規則になったりとしているのではないでしょうか?
今回は食事に関係するお話をしましょう。
いわゆる食事療法のことです。食物には痛みを軽減させる物質が含まれているのです。
ご存知でしたか?
整骨院で身体に対しての治療を行いながら、自宅においても食事療法という形で身体の健康に少し気をつけるだけで劇的に身体の調子を良くすることが出来るのです。
そもそも食事は人間の基本でありますし、如何なる時にも無くてはならないものです。
一般的に食物には栄養素が含まれていますが、その栄養素の中には痛みを軽減することが期待される物質が含まれていることや、その逆に痛みを悪化させる物質が含まれていることもあります。
その意味でも食事に気をつけることは腰痛や五十肩、変形性膝関節症などの痛みをコントロールする上で大切な要素なのです。
食物に含まれるβカロテン、ビタミンE、ビタミンC、ポリフェノールなどの豊富な食物は抗酸化物質と呼ばれ、筋肉や関節の炎症に伴い出現する活性酸素の働きを抑えて痛みの軽減に繋がると考えられているのです。
またカルシウムやカリウム、マンガンなどの栄養素が不足すると、ある種の痛みが出現しやすくなるということも分かっています。
一方でよくTVなどでよく耳にする、グルコサミン、コンドロイチン、デビルズクローなどのサプリメントには関節の痛みを抑える効果があると言いますが…
これに関しましては一定の見解は得られていません。摂らないよりは摂ったほうが良いという程度でしょうか。当院の患者様でも、それで完全に良くなったという声はほとんど聞かれません。
さらにハーブのレモンバーム、カモミール、ラベンダーなどにはリラックスを促す作用があることから、痛みの軽減に役立つと考えられています。
このように何気なく口にする食事からも、組み合わせによっては痛みを抑制出来るということを知っておいて下さい。
最後に具体的な食物とその作用についてご紹介します。
βカロテンを含む食物
にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリー、桃、さつまいも、トマト
ビタミンEを含む食物
植物油、ナッツ、すじこ、いくら、明太子
ビタミンCを含む食物
いちご、トマト、ブロッコリー、オレンジ、
じゃがいも、キウイ
ポリフェノールを含む食物
赤ワイン、ブルーベリー、りんご、ぶどう、蕎麦
これらの食物には身体の老廃物を除去し、細胞を若返らせる抗酸化作用が期待出来ます。
カリウムを含む食物
パセリ、よもぎ、唐辛子、にんにく、昆布、ひじき、スルメ、鰹節
マンガンを含む食物
生姜、緑茶、しそ、バジル、しじみ
カルシウムを含む食物
桜えび、チーズ、しらす、魚介類
これらの食物には痛みを抑える鎮痛作用や筋肉の緊張を取る作用が期待出来ます。
ぜひ普段からの食生活のアドバイスとしてお役立てください。
また、当院で提供させていただいてるマロっというナチュラルミネラルウォーターには、カルシウム、カリウム、マンガンなどが豊富に含まれるお水ですので毎回の治療の際にはぜひ飲んで行って下さいね!これも大切な食事療法ですよ!
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(2019年3月4日)
血を補う効果的な食材とは?
みなさんこんばんは!
少し前にブログで、身体を温める食べ物、身体を冷やす食べ物についてご紹介させていただきました。
今回もその食材シリーズでいきましょう。
テーマは食べ物の味とその働きについてです。
前回のブログで冷え性の方は血を補う必要があることをお話しましたが、東洋医学的には味の性質によって血を補う食材というものがあるのです。
ではまず食べ物の味の性質にどのようなものがあるかご紹介していきましょう。
辛い食べ物(しん)
酸っぱい食べ物(さん)
甘い食べ物(かん)
苦い食べ物(く)
鹹い食べ物(かん)※しおからい
の五味にタイプを分けることが出来ます。
これら五味それぞれが身体に対して独特の作用を持っています。
またそれぞれの味と強い結びつきのある臓腑の働きの調整機能があるのです。
それでは、それぞれの味にどのような作用があるかを具体的に紹介していきます!
①辛い食べ物
大根、生姜、生ニンニク、玉ねぎ、シソ、パクチーなどです。
これらは停滞していた気と血の流れを良くする作用があります。発汗作用も期待できます。風邪の引き始めなどに良い食材ともされており、肺の働きの調整と関連が深いです。
②酸っぱい食べ物
イチゴ、トマト、ヨーグルト、グレープフルーツ、リンゴ、アボカドなどです。
これらには筋肉や内臓を引き締める作用があります。汗や尿、鼻水や下痢、出血など身体から体液が出ていってしまう症状を抑える効果があります。肝の働きを調整します。
③甘い食べ物
バター、マグロ、砂糖、大豆、ニンジン、サケ、白米、卵などです。
これらは血を補って身体を滋養する作用があります。筋肉の緊張を緩め、痛みを取る効果も期待出来ます。腹痛も和らげます。
脾の働きにも関与します。
④苦い食べ物
緑茶、コーヒー、紅茶、ゴーヤなどです。
身体の余分なものを除去する作用があります。熱を冷まして水分を排泄します。
便秘や胃のもたれにも効果的です。
心の働きを調整する作用があります。
⑤鹹い食べ物※しおからい
塩、エビ、昆布、イカ、アサリなどです。
これらには固まっているものを柔らかくする作用があります。頑固な慢性的な便秘にも効果的です。肩こりなどの改善も期待出来ます。
腎の働きを調整する作用があります。
つまり、身体に血が不足しており貧血や虚弱体質を伴う冷え性の方がぜひ食べておくと良い食材は、甘い食べ物に分けられるマグロやサケ、大豆などのタンパク質を多く含む食材ということですね!
確かにタンパク質は筋肉の生成に不可欠なものです。
特に女性は男性に比べても筋肉量が少ないために体内に熱を発生しにくいわけです。
タンパク質を摂取することは間違いなく冷え性対策になっています。
このように、味の性質それぞれの作用から
あなたが積極的に摂取した方が良い食材が
わかってくるわけです。
東洋医学って本当に凄いですよねー!!
ただし、医師から食事に関して指示がある場合はそれに従って下さいね。
食べたいものがあっても同じものを大量に摂取することは身体のバランスを著しく損なう可能性がありますので気をつけて下さい。
いずれにしても自分の身体の状態を専門家に診てもらうことから始めましょう。
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(2019年2月18日)
大豆は万能な健康食材!
こんにちは岸和田市 春木とっぷ整体整骨院の前田です。
2月3日は節分ですね。
立春の前夜をいうそうです。もとは春夏秋冬の季節の分かれ目で4回ありましたが徐々に春の始まりの立春前夜だけになったそう。古代中国の暦法によればこの立春の季節の変わり目には暦の上で陰と陽が対立して邪気をもたらすことから追儺(鬼払い)が行われてきたそうです。
とにかく月日が経つのが本当に早く感じます。
今年は厳冬とのことですが、立春を過ぎたのだから早く暖かくなって欲しいものですね。
ところで、みなさんは節分に恵方巻きや煎り大豆は食べられましたか?
節分では自分の歳の数だけ豆を食べて無病息災を願いますよね。節分の豆は、煎った大豆ですが、栄養価が高く健康促進に役立ちます。
大豆は最近テレビ等でも取り上げられる万能な健康食材ですよね!
では具体的に、大豆にはどんな効果があるのでしょうか。
多く含まれているのが、そう!タンパク質です。
「畑の肉」と呼ばれていて、植物性の高品質で必須アミノ酸をバランスよく含み、中性脂肪を体外に排出します。
また大豆イソフラボン。女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをするのでコレステロール増加を抑え動脈硬化を防ぐ働きや更年期障害の予防、改善などにも効果があります。
あと、レシチンやサポニンなど細胞の老化防止や脂肪吸収を抑制する効果など、女性には嬉しいダイエット効果も期待出来るかもしれませんね。
美容と健康にいい栄養成分がたっぷりの大豆。でも、食べすぎはNG!食べるなら、10粒(14.6kcal)、20粒(29.2kcal)くらいが良いかも知れません。
常日頃から栄養のバランスを考えながら生活習慣病を予防し、+美しさも手に入れましょう。
運動も食事も休息もバランスが大切、東洋医学の陰と陽のバランスと似ていますね。
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(2018年2月4日)
医食同源
健康的な食生活
こんにちは、とっぷ整体整骨院です。
こんな寒い冬の夜は温かいお鍋でも突いて身体を芯からホカホカにしたいですね。
さて、今日は医食同源と言う言葉についてお話しします。
これは中国の薬食同源思想を元に作られた造語で、医薬と食物の根源は同じという意味です。
即ち美味しく身体に良い食事を摂ることは良薬と同じ治療効果があり、普段から健康的な食生活を送ることで病気を予防することができるとする考え方となります。
こうした食事や調理法を薬膳といい、食材の薬効を利用して健康を目指しています。
薬膳では食材のもつ性質を四気と五味で捉えています。
四気とは食材がカラダを温めるのか冷やすのかといった作用を分類するものです。
カラダを冷やす食べ物は夏に採れる野菜や果実に多いです。
トマトやレタス、バナナやミカンといったものですね。
これらの食べ物は熱が過剰になる血虚、陰虚、気滞、湿熱といった体質に適していて、熱くなったカラダを冷やすのに役に立ちます。
食材によっては火を通すと性質が穏やかになるものもあるので、性質を見極めて摂取したいですね。
カラダを温める食べ物については次回に書きたいと思います。
五味とは酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味のことを言い、それぞれの味は五臓の働きと関連しています。
甘味は胃腸の働きを整えて腹痛やけいれんなどの急な症状を和らげたり、苦味はせきや胃痛、むくみを和らげる効果があるとされています。
昨今増加している生活習慣病などは、まさにこの食生活の乱れが原因の一つとされています。
現代の日本人は欧米的な食生活によって糖分や塩分や脂肪を過剰に摂取し、食品添加物など本来食さなかったものも口に入れるようになっています。
腹八分目で栄養バランスの良い食事を心掛けることで健康を維持していきましょう。
とっぷ整体整骨院では患者様の症状に合わせて整体、矯正、鍼灸、超音波など用い、身体のバランスを整えています。「整食同源」を実践したい方は是非当院にお越しくださいね。
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(2017年12月1日)