腰痛

痛みを予防する為の日々の過ごし方

こんにちは、岸和田市春木宮川町とっぷ整体整骨院の前田です。

緊急事態宣言が解除されて初の週末。人の出も増えているように思います。引き続き感染症対策は行いながらリスクの低いお店を選んでの外出は良いのではないでしょうか。治療家として感じるのは、外出を控える中で高齢の患者様の体力低下が著しいことです。また若い人の中でも全く無いとは言えない状況です。

自粛生活も長引けば長引くほどに影響は大きそうです。

今後もコロナ対策ももちろんですが、身体のケアにも十分気をつけていきましょう!

さて、今日は日々の生活において、慢性障害の発症を予防するための過ごし方や工夫について少しお話しましょう。コロナによる運動不足を実感している人は特に参考にして下さい。

日々の生活において3つの工夫をお勧めします。

①生活習慣に対する工夫

②生活環境に対する工夫

③からだの動かし方に対する工夫

まず①生活習慣に対する工夫ですが、長時間同じ姿勢を続けない為の工夫を意味します。自粛生活が続き、休みでもお家でスマホや動画、アプリゲーム三昧という方も少なくないのではないですか?

ベッドに寝転んだ状態、イスにずっと座った状態など長時間同じ姿勢を続けると身体の特定の場所や組織に負担がかかります。そこでオススメしたいのがタイマーの活用です。デスクワークに励む時や、読書をするとき、スマホでゲームをする時、必ずタイマーを設定します。タイマーの設定時間は30分〜60分としましょう。それを超えての作業は控えるようにします。

タイマーが鳴ったら作業を止めて、身体を軽く動かしましょう。だいたい5分を目安に身体を動かしましょう。ラジオ体操なども良いでしょうね!

②生活環境に対する工夫ですが、これは特定の同じ運動や作業を繰り返さない為の工夫を意味します。

先ほどは同じ姿勢でしたが、こちらは同じ動きを指します。特定の運動を繰り返すことで、身体の特定の組織に負担がかかります。例えば部屋のベッドやテーブルの位置やテレビのリモコンの位置など、日々生活する環境が一定であれば、それによる導線も同じ、動きも同じとなってしまいます。仕事においても同じ事が言えるかも知れません。書類が棚の上にあり、取ろうとするたびに腕をピンと伸ばすといった感じです。

そこでオススメしたいのが定期的な部屋の模様替えです。ベッドやテレビ、テーブル、食器棚など定期的に位置を買えると、それにより今までの動きも変わるので、慢性障害の予防が期待できるでしょう。

また部屋や職場の模様替えは気分転換も出来て適度な運動にちょうどいいかも知れません(^^)

よく使うものは取りやすい位置に置こう!

これ仕事をやりやすくする為の基本ですしね。

最後に③身体の動かし方に対する工夫です。

簡単に言うと身体の重心が片側に広がることを防ぐ工夫を意味します。例えばポイントは左右の手足です。出来るだけ左右同じように扱うようにしましょう。掃除機を使用するときには、片手ばかりでやらずに左右交互にするのが理想です。

意外に出来てない人多いと思います。

それが知らず知らずのうちに筋肉や関節を痛めてしまうことになっているのを自覚しましょう。

そこから体質改善への道が開かれるでしょう!

この習慣は痛みの原因になってるのか?

もし気にかかるようでしたら私たち筋肉、関節、骨のプロフェッショナルにぜひご相談下さい。

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(2021年6月27日)


骨盤前傾を改善する体操

みなさんこんにちは、岸和田市春木宮川町とっぷ整体整骨院の前田です。

まん延防止等重点措置によってなかなか外出や外食もしずらくなってしまい不自由な生活が続きますね。

そんな私も今はお家でブログを打っているところです笑

とっぷ整体整骨院ではそれでも治療の必要性を感じ毎日来院される患者様の為に日々コロナ感染予防対策は力を入れて取り組んでいます!

さて、外出の自粛ばかりしていると運動不足にもなり、前回のブログでもお話したように筋肉のバランスが崩れて骨盤が歪んできます。

今回は骨盤の前傾の歪みに対して有効な体操についてお話していきましょう。

骨盤前傾を改善するということは、反り腰を改善するということにも繋がります。

過度な骨盤前傾は腰痛の原因になる場合が多いです。

そこで今回は骨盤を逆に後傾させる筋肉とそのトレーニング方法について解説をしていきましょう。

主に鍛える筋肉は

①腹直筋

②大臀筋

③ハムストリング

の3つの筋肉です。

腹直筋は骨盤の下部(恥骨)に起始を持ち、胸骨や肋骨で停止します。そのために腹直筋が緊張することで骨盤が後傾に作用します。反対に腹直筋が弱体化や低緊張することで骨盤が前傾してしまうのです。

おそらく腹筋が弱いということに心当たりがある方は多いのはないでしょうか?

鍛える方法としては、ベッドに仰向けになりましょう。両手でベッドの端を掴みます。両脚は上げて軽く組みましょう。そのままゆっくりとお尻も上げるように骨盤を持ち上げてください。それを2秒間キープしましょう。その後ゆっくりと元の姿勢に戻していきます。(ヒップレイズ)

大臀筋やハムストリングは骨盤の後面に起始を持ち、下腿の後面に停止を持っています。そのためにこれらの筋肉が収縮することで骨盤は後傾に働きます。

大臀筋を鍛える方法としては、自分の背中側にイスを起きます。片足のつま先を椅子に乗せます。もう片方の脚は前方に出しましょう。背筋は伸ばしたままで上体は前傾させてそのまま真下に落としていきます。(ブルガリアンスクワット)

ハムストリングを鍛える方法として、立っている状態で背筋を伸ばしましょう。お尻を後ろに引きます。上体をゆっくりと下に落としていきます。

その際に、太ももの裏の筋肉にしっかりと力が入っているのかを確認しながら膝関節を屈伸させていきましょう。ダンベルを持ちながらやることで負荷を上げることも可能です。(ルーマニアン・デッドリフト)

さて、今紹介したトレーニングはどれもスペースをとらずにお家で出来るものばかりです。骨盤が前傾だと言われて治療を受けておられる患者様は私たち専門家の指導の元で以上のトレーニングをやってみて下さい。

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(2021年4月11日)


骨盤の前傾と腰痛の関連について

骨盤の矯正中

骨盤が前傾すると反り腰に

コロナも第4波と言われるほどコロナ感染者数の状況が悪くなっていますが、それでも治療の必要性を感じ、日々受診していただいている患者様の為にも有益な情報をお伝えしてまいります。

またとっぷ整体整骨院では毎日来られる患者様が安心して治療を受けれるようにコロナ感染予防対策に関しては引き続き全力で取り組んで参ります。よろしくお願い致します。

さて、今日は骨盤の傾きと腰痛の関連のお話です。

傾きといっても様々ありますが、今回はその前傾と呼ばれる傾きと腰痛との繋がりについて解説していきましょう。

骨盤の前傾していると

  • 腰が痛む
  • 股関節が痛む
  • 膝が痛む
  • 下腹部がポッコリでてしまう
  • 出っ尻になりやすい
  • 太ももが太くなる
  • 外反母趾になりやすい

といった症状がでやすくなります。

骨盤を前傾させてしまう原因

骨盤は身体の中心であり、多くの筋肉や靭帯によって固定されています。骨盤が前傾してしまうと、連動して腰椎の前弯が増強していきます。

腰椎の前弯が増強した場合、椎骨の後方に力学的なストレスがかかってしまいます。その状態が持続すると、椎間板や椎間関節部にストレスが蓄積されてしまい、最終的に腰椎を発症するようになります。

ではどのようなときに骨盤の前傾または後傾(今回は省きます)が増えるのでしょうか?

それは疲れ等により筋肉のバランスが崩れたときだと言えるでしょう。骨盤を前傾させる筋肉が短縮または過度に緊張している場合に前傾が増加し、反対に前傾させる筋肉が弱体化、または低緊張となることで後傾が増加します。

骨盤を主に前傾させる筋肉は

①脊柱起立筋

脊柱起立筋の柔軟性が低下することで脊柱起立筋の起始部と停止部の距離が本来より短くなっている。

②腸腰筋

腸腰筋の筋力低下により腸腰筋の起始部と停止部の距離が本来よりも長くなっている。

③大腿直筋

大腿直筋の柔軟性が低下することにより股関節が屈曲し、それに伴い膝が曲がることで骨盤の前傾が起こる。

の3つになります。

骨盤前傾には筋肉以外にも多くの原因が関与されると思われますが、たとえば股関節や膝関節が屈曲するとそれに連動して骨盤は後傾していき、さらには脊柱を屈曲してしまいます。

しかし変形性股関節症を持たれる人の中には股関節の伸展制限を腰椎の前弯を増強させて代償し、腰が曲がらないように調整している方もいます。

このように様々な関節を微調整しながら、重心を中央に保つようにして、立位を安定させるように人体は無意識に働いているのです。

とくに筋肉などは二次的に障害されている場合が多いです。なので筋肉をほぐすだけでは解決にはならないこともよくあります。

なかなか腰椎が治らないという方にはこのような状態に陥っているケースが多々見受けられます。

まずはどこが根本的な原因であるかを見極めて、その根本に対して必要なアプローチをしていくことが大切です。

あなたの骨盤は前傾していませんか?

専門家への受診、および適切な検査を受けることをお勧めします。

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(参考文献:姿勢と動きの「なぜ」がわかる本」

 

 


(2021年4月11日)


首が前に突っ込む姿勢と肩凝りとの関係は?

 巻き肩になりやすい

みなさんこんばんは、岸和田市春木とっぷ整体整骨院です。

 

当院にも肩凝り症状を改善したいという患者様が多数いらっしゃいますが、肩凝りを改善する為には、頭部前方突出位を理解する必要があるでしょう。

 

逆に言えばこの姿勢を改善することで、肩凝りを予防出来るとも言えます。

肩凝りを大雑把に分けると

 

肩凝りには原因が明確ではない本態性肩凝りと、筋肉や関節などの器質的な原因がある症候性肩凝りとがあります。

 

前者は過労や不良姿勢、運動不足などが影響し、頸部から肩関節にかけての筋疲労や筋緊張、ダルくなるような鈍痛などの症状が出現します。

長時間のデスクワークや机や椅子が合っていなくてそれに合わすように座って事で姿勢が崩れてなんて事が原因として挙げられます。

 

後者では頚椎疾患や肩関節疾患などの整形外科的領域から、消化器疾患の内科的領域、眼精疲労などの眼科的領域といった具合に、さまざまな疾患に起因します。

頭部前方突出位とは

 

現在では、肩凝りの原因となり得る姿勢として注目されているのが頭部が前方に垂れて、頸椎全体が前方に偏移し、環椎後頭関節部分で過伸展位となる【頭部前方突出位( FHP)】と呼ばれる姿勢です。

頭部前方突出位の姿勢

 

この姿勢でいると、筋力低下を起こしやすい筋肉と過緊張状態にやりやすい筋肉があるとされています。

 

筋力低下を起こしやすい筋肉には、頸部深層にある屈筋群である椎前筋や僧帽筋下部線維、菱形筋などがあります。

 

過緊張状態になる筋肉には、後頭下筋群や僧帽筋上部線維、肩甲挙筋、小胸筋などがあるとされています。

 

そして、この過緊張状態になる筋肉がいわゆる「肩凝り」で慢性的な鈍痛や筋疲労が出現しやすい筋とされています。

この頭部前方突出位の姿勢をとっている人の多数が巻き肩になりやすいです。

そして巻き肩になると肩甲骨の位置がどんどん外側に広がっていくので、背中の筋肉は引き伸ばされて血流が悪くなり、肩が重くなったり頸から肩がガチガチに固まってしまいます。

それ以外にも頭部前方突出位になる事で胸椎や骨盤の歪みに繋がり、様々なカラダの不具合を起こす原因になります。

 

当院では鍼灸治療によりこれらの深層にある筋肉の過緊張状態を取り除き、矯正による関節の調節を行うことで【頭部前方突出位(FHP)】を改善し慢性的な肩凝り症状を取り除くようにアプローチを行っています。

 

つまり肩凝り症状改善にはただ痛みのある筋肉に対してマッサージをするだけでなく、FHPに対して効率よくアプローチを行うことが不可欠です。

 

治療を続けてもなかなか症状が改善されないという方は、もしかしたらFHPに対するアプローチがされていない可能性もありますよ。

 

 

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(2021年3月14日)


肩が痛いのは肩が原因だけではない❓

みなさんこんばんは、岸和田市春木とっぷ整体整骨院の前田です。

だんだんと寒くなってくると、毎年関節の痛みを訴える方が増えてきます。特に肩の痛みが非常に増えてきます。いわゆる四十肩や五十肩ですね。正式には肩関節周囲炎と呼びます。酷い方は夜間痛も出現します。

痛みが出だしてからの治療は遅いです。違和感や肩が動かしにくいと感じ出した時点で治療を開始していきましょう‼️

今日は肩の構造や機能について少しだけお話しておきましょう。でないとこの肩の痛みの原因を見極められないからです。

ちなみに肩の痛みが肩だけでなく、鎖骨や肩甲骨にも関連しているという事を知っておきましょう。

そもそも、肩関節が正常に動く為には上腕骨、鎖骨、肩甲骨の動きが重要です。つまり動きの中でこれらは連動しているという事です。ですので肩の動作で痛みがある場合にはそれぞれの状態を見極めないと、根本の原因が分からないのです。

これが痛みがずっと治らない理由です。

「肩に関節はいくつありますか?」

多くの人は左右に一つずつだから…

「2つ!?」と答えるでしょう。

でも正しくは片方だけでも5つの関節が存在します。例えば右腕を真っ直ぐに降ろした状態から、そのまま上げていく動作を行います。

肩を上げ始める前に反対側の左手で、右の鎖骨に軽く触れてみて下さい。そのまま腕を上げていくと、腕の動きに合わせて鎖骨が徐々に上がっていくのが感じられると思います。これは肩の動きに対して鎖骨の動きが関わっていることを意味しています。

続いても同じ動作ですが、右腕を上げ始める際に左手を右の脇の下に触れておいて下さい。そのまま腕を上げていくと身体の外側に肩甲骨の一部に触れる事が出来ますが、これも肩甲骨が肩の動きに関わっている事を意味します。

このように肩は上腕骨と鎖骨、肩甲骨が連動しており一つのユニットとして動く構造をしています。この事から肩複合体と呼ばれます。そしてこのユニットに5つの関節が深く関わってきます。

肩の痛み等のトラブルは上腕骨はもちろんですが、鎖骨や肩甲骨の状態を合わせて考える必要があります。

しかし多くの方が、上腕骨のみの問題として捉えている場合が多いです。※先ほどの質問にあったように肩を構成する関節を一つだけと捉えている為です。

しかしながらこれは専門性が高いために1人で判断は出来ないでしょう。問診や検査等を含めて原因を見極めて治療計画を立てていく必要があります。

もし治らないまま放置してしまっている方は、早く治療を開始しましょう!原因が分かる場合にはほとんどのケースで症状を改善できますよ!

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(2020年11月8日)


左右のふくらはぎの太さは同じですか?

みなさんこんばんは!今日はふくらはぎの太さについてお話をしましょう。

コロナの影響により、在宅でのお仕事をされる方も増えており外出する機会や歩く機会が減っている方も多いと思います。

歩くにはふくらはぎの筋肉は重要ですし、またふくらはぎは股関節とも関連があります。

ふくらはぎの太さを見ればその方の股関節の使い方が見えてくるのです。

まず、ご自身の左右のふくらはぎの太さをチェックしてみて下さい。最も太くなっている部分の左右の周囲を測るのが良いでしょう。も

股関節は他の関節と連鎖して働き他の関節の影響が股関節に及ぶことがあります。

歩行の立脚後期には脚を蹴り出して前に進むのですが股関節に障害があり、蹴り出しの際に股関節の伸展がうまく行えないと、足関節の底屈による代償作用により前に進もうとします。

この時に使われるのがふくらはぎの筋肉です。

ここでふくらはぎの筋肉について解説ですが、ヒラメ筋と腓腹筋という筋肉があるのですが、この2つが合わさって下腿三頭筋という筋肉を構成しています。アキレス腱も下腿三頭筋の一部になります。

下腿三頭筋は底屈という足首を下に曲げる動きをする為に働きます。

この筋肉はジャンプのように上下の動きの際に多く使われますが、歩行での前方への動きに関してはあくまでも補助的な役割です。

ですから足関節の底屈を中心に下腿三頭筋を使って歩いている方は通常の良い歩行をしていないということになります。

つまり悪い歩き方をしてる股関節側のふくらはぎ(下腿三頭筋)は大きくなっているということが言えます。

あくまでも一つの目安であって必ずしも問題があるという訳ではありませんが、股関節が悪いという方に関してはふくらはぎの筋肉の状態は重要だと言うことを知っておいて下さいね。

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(2020年6月1日)


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