スポーツ外傷

スポーツ外傷での応急処置はこれ!

スポーツ活動中の応急処置

 

みなさんこんにちは 岸和田 春木 とっぷ整体整骨院です。

今週は甲子園の決勝や陸上の世界選手権女子やり投げで日本勢初の金メダルなど、スポーツモノのテレビから目が離せない一週間でした。

というわけで今回はスポーツに関することをお話しましょう。

スポーツ外傷とスポーツ障害

スポーツ活動中、身体に急激な大きな力が加わっておこる不慮のケガをスポーツ外傷」と言います。

一方、スポーツ動作の繰り返しによって身体の特定部位(骨、筋肉、靱帯)が酷使されることによっておこるものを「スポーツ障害」と言います。

「スポーツ障害」は別名、使い過ぎ症候群」とも呼ばれます。

ご存知でしたか?

2つは似ているようで違います。

スポーツ外傷時の初期対応

スポーツの現場で「ケガ」人が出たとき、病院や診療所にかかるまでの間、損傷部位の障害を最小限にとどめるためにおこなう方法を「応急処置(RICE 処置)」といいます。

この応急処置は、早期スポーツ復帰に欠かせないものです。

もし応急処置をしなかったり、不適切な処置をおこなうと復帰までに時間がかかります。

しかし意識消失、ショック、頭・頚・背部の外傷や大量出血、脱臼・骨折が疑われる著明な変形など、重症なときは、すぐに119番で救急車やドクターを呼び、むやみに動かさないようにしましょう。

RICE処置

外傷を受けたときなどの緊急処置は、

  1. 患部の出血や腫脹、疼痛を防ぐことを目的に患肢や患部を安静(Rest)にし、
  2. 氷で冷却(Icing)し、
  3. 弾性包帯やテーピングで圧迫(Compression)し、
  4. 患肢を挙上すること(Elevation)

が基本です。

RICEはこれらの頭文字をとったものであり、スポーツを始め、外傷の緊急処置の基本となります。

RICE処置は、捻挫や肉離れなどの四肢の「ケガ」に行います。

必要なアイテム

  • アイスボックスに氷
  • ビニール袋
  • アイスバック
  • 弾力包帯
  • 包帯(バンデージ)
  • テーピングパッド

1.Rest(安静)

損傷部位の腫脹(はれ)や血管・神経の損傷を防ぐことが目的です。

副子やテーピングにて、損傷部位を固定します。

2.Ice(冷却)

ビニール袋に氷を入れ、口を袋の口にあて吸って空気を抜きます。

ビニール袋やアイスバッグに氷を入れて、患部を冷却します。

なるべく直接氷を当てずに、アンダーラップを巻いたり、氷の入ったビニール袋をタオルでくるみます。

二次性の低酸素障害による細胞壊死と腫脹を抑えることが目的です。

15~20分冷却したら(患部の感覚が無くなったら)はずし、また痛みが出てきたら冷やします。

これを繰り返します(1~3日)。

3.Compression(圧迫)

テーピングパッドをハサミ切ります(形を整える)。

スポンジやテーピングパッドを腫脹が予想される部位にあて、テーピングや弾性包帯で軽く圧迫気味に固定します。

患部にパッドなどをあてて弾性包帯やテープで巻きます。

ときどき指先などをつまんで感覚や皮膚、爪の色をチェックします。

患部の内出血や腫脹を防ぐことが目的です。

4.Elevation(挙上)

腫脹を防ぐことと腫脹の軽減を図ることが目的です。

損傷部位を心臓より高く挙げるようにします。

 

以上が「RICE処置」の方法です。

はじめは難しいと思います。

しかしスポーツによる外傷は普段運動をされる方ならいつでも起こり得ることですので、最低限の予備知識は持たれておいた方が良いでしょう。

患者様から「この場合は温めた方がいいの?それとも冷やした方がいいの?」とよく質問をいただきます。

捻挫や打撲による急性の痛みや、もしくは傷から出血を伴うような状態は基本的に冷やすのが大前提です。

これだけ知っておくだけでも整骨院や整形外科への受診前の対処としてはいいですよ。

 

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(2018年7月1日)


怪我の予防にはこの4つのポイントを押さえて!

こんにちは岸和田市春木 とっぷ整体整骨院の 前田昌輝です。

当院ではスポーツをされている患者様や、部活をしてる学生の患者様も非常に多く来院されています。
今回は多くのスポーツ選手の悩みのタネである、「練習中や試合中のケガ」を予防する方法についてお話ししていきましょう。

「サッカーなどコンタクトスポーツをしているせいかケガが多く、どこか治ってもすぐに次のケガをしてしまいます。

できれば万全の状態で練習・試合に臨みたいので、ケガを予防するためにできることがあれば教えてください」

ケガを予防するための4つのポイント

①姿勢のバランスをチェックする

コンタクトスポーツによる、突発的なケガを防ぐのはなかなか難しいかもしれませんが、ご自身の身体に何かしらケガの原因があれば、そこを改善することによってある程度ケガに対してのは予防はできるかと思います。

まず大切なことは、姿勢と動作パターンが理想的な状態であるかチェックすることです。

このチェックとは、動く際に安定すべきところはしっかりと安定した状態が保てていて、動くべきところがしっかりと動いているという各関節の動きができているかを調べることです。

調べた結果、そこに問題があった場合、それが可動域の問題で起こっているのか、安定すべきところが安定していないことが問題で起こっているのかを判断し、改善のためのアプローチを考えていくと良いかと思います。
まずは当院で姿勢のバランスをチェックしてみるのが良いでしょう。

②可動域の問題を解決する

その方の状態によって、可動域改善のためにするべきことは異なります。まずは痛みや症状のある関節部分が正常な範囲内できちんと動くのか、もしくは固さがないかを確認します。またその関節と連動して働く関節の可動範囲も確認します。
これらはリハビリ運動療法により改善することができます。

③胴体の安定性強化のトレーニング

次に姿勢の安定性を高めていくトレーニングです。

いわゆる腹筋トレーニングでは、横隔膜(肺の下にある筋肉)を呼吸するための筋肉(呼吸筋)としてしっかり利用します。呼吸機能を改善させることによって、腹腔内圧(IAP)という、胴部の安定を高めるためのエクササイズ効果も期待出来ます。
当院ではEMSという特殊な電気治療で筋繊維の強化も可能です。トレーニングと併用することでより高い効果が期待出来ます。体幹強化は腰痛の予防にもなります。

④ケガからの回復を早めるための栄養摂取

最後に、ケガをしている部分には当然、ケガの修復を促すための材料となる栄養がしっかりと送られることが必要不可欠です。

そのために必要なものは、血管、筋肉を修復したり、新しく作るために必要である炭水化物(ブドウ糖)と、なるたんぱく質です。

ケガしている部分に栄養を送り込むための炭水化物(ブドウ糖)と、修復材料となるたんぱく質の摂取を心がけましょう。プロテインなどの摂取も効果的でしょう。

まとめ

①自分の姿勢バランスをチェックする

②関節可動域を広げる

③体幹を強化する

④身体の材料になる栄養を摂る

今回の記事を参考に、以上の内容に気をつけてケガの予防に取り組んでみましょう。

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(2018年6月24日)


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