ツボ達人の効くブログ
内関の反対側にある、外関【がいかん】
さて本日ラストのツボ紹介は外関【がいかん】です。先程は内関【ないかん】というツボを紹介しましたが、外関は内関の真裏に位置するツボです。内関の位置を覚えていただければ、外関もセットで覚えておくと便利ですよねw きっと鍼灸学部の学生さんもそのように覚えているはずです(^^) このツボも指でマッサージしやすい位置にあります。
内関の真裏にある外関【がいかん】 外関 ・ツボの位置 腕の後面、手の甲を上にし、手首の横じわの中央から指3本の肘寄り。 ・効能 イライラして体がだる重くてむくみがあるような症状におすすめです。 外関は、三焦経という臓腑に関係があります。東洋医療では、三焦は水分代謝の働きをしています。その働きが機能しなくなり、不調を起こすと水分代謝がうまくいかずにだるさやむくみを感じる訳ですね。また外関は自立神経を調節し精神的ストレスやイライラを解消させる効果があります。 陽気の関の働きをすると言われてるツボで、先に紹介した内関に相対する位置にあります。 とっぷ整体整骨院へのアクセスは Google map Google 検索活用が便利 岸和田 整骨院 春木 上記クリックしていただくと問い合わせおよび迷わずに来れます。 とっぷ整体整骨院YouTubeチャンネル 上記クリックしていただくと治療内容の動画が見れます。
(2019年4月5日)
朝起きて寝違えてたらコレ、後渓【こうけい】
本日4つ目のツボは、後渓【こうけい】です。 両手にあるツボなんですが、何の症状に効くのかというと、タイトルにある通り寝違いの万能穴なんですー!手にあるのに寝違いのツボってねー。 普通なら首にありそうな気がするんですが、東洋医学のツボは経絡という流れが存在するので、後渓穴もきちんと首と繋がっているんですよ! 遠隔治療みたいで不思議ですよね!
後渓 ・ツボの位置 小指の第三関節の少し手首寄り、外側のくぼみ。 グーを握った時に出来るシワの先にあるくぼみ。 ・効能 目の疲れや肩こり、寝違えやメンタル面の症状に効果的です。特に寝違えの痛みに良いです。 首の痛みで可動域にも制限が出て、日常生活や車の運転などにも影響します。早く治したい症状ですよね。 背中や後頭部のこわばり、筋肉の緊張も緩和してくれます。 手にあるツボではありますが、背面の上半身など手が届かない部位への遠隔、リモコンツボと呼ばれてます。 後渓は、小さなツボなのでお箸の先などで垂直に押すと押しやすいかも。刺激は、痛気持ちいい程度で大丈夫ですよ。 寝違いに関する記事はこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
関連記事 : 温湿布と冷湿布の違いは?
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(2019年4月5日)
長寿のツボ 足三里【あしさんり】
さて本日3つ目のツボ紹介です。 その名は足三里【あしさんり】です。ツボといえばコレ!というくらい代表的なツボです。 週刊少年ジャンプでいえばドラゴンボール、ワンピースみたいなもんです。超主役のツボです。 江戸時代の俳人、松尾芭蕉が「奥の細道」の中で足三里【あしさんり】のツボに触れている内容があるくらい有名なんです。 昔の人は旅などで長期間歩くときなどに足三里にお灸をして疲れを取っていたそうです。 名前に足が入るくらいだから場所も両足にあります。
左脚側の足三里【あしさんり】 足三里 ・ツボの位置 ひざのお皿の下方、外側にある大きなくぼみから 指を揃えた状態で人差し指をくぼみに当てて指幅の4本分下の小指が当たる位置 ・効能 胃のツボの代表でもあるので、胃腸疾患や体力増強、体力回復にも効果的。 足の疲れや変形性膝疾患などにも用いる。 万能のツボなので全身の倦怠感、精神的ストレス、疲労感などにも良い。 便秘気味の時などはトイレで足三里【あしさんり】をマッサージしてあげると胃腸を刺激することで排便しやすくなりますよ。 ぜひ試してみて下さい。 膝の痛み、足の疲れに関する記事はこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 関連記事:足のしびれの原因は腰だけとは限らない 関連記事: こむらがえりは身体の不調のサイン! とっぷ整体整骨院へのアクセスは Google map Google 検索活用が便利 岸和田 整骨院 春木 上記クリックしていただくと問い合わせおよび迷わずに来れます。 とっぷ整体整骨院YouTubeチャンネル 上記クリックしていただくと治療内容の動画が見れます。
(2019年4月5日)
乗り物酔いに効く、内関【ないかん】
さて、本日2つ目のツボ紹介です。
内関【ないかん】は乗り物酔いに効くツボとして有名です。
乗り物酔いの特攻穴 内関【ないかん】 しかも腕の内側にあるツボなので自分でも押しやすく便利です!
車酔いがひどい方はぜひ活用してもらいたいツボですね!
内関 ・ツボの位置 腕の内側、手のひらを上にし、手首の横じわの中央から指3本分の肘寄り。
・効能 :乗り物酔いは、自律神経が乱れることで起きるので、自律神経を整えて胃の不快感を取り除きます。 親指で両腕の内関を押してみて、痛みが強いほうから先によく刺激するといいですよ! 気分が悪くなりやすい人は、乗り物に乗る前から生米や小さめのボタンなどをツボに貼り付けても代用出来ますが、当院では円皮鍼という小さな鍼が付いてる丸い絆創膏のようなものがあるので見た目もあまり分からず、 痛みもほとんど無いので安心ですよ。
内関には精神を安定させる作用があるので、動機やイライラにも効き目ありです。
また胃痛や喉の痛みが気になる方には、鎮痛作用もありますよ。
二日酔いや腹部の膨満感、妊婦さんのつわりにも効果が期待できます。
知っておいたら絶対に使える内関です!
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(2019年4月5日)
生命エネルギーの源、湧泉【ゆうせん】
湧泉
さて今日からはツボ達人によるすぐに使えるツボ紹介をシリーズでやっていきます!
皆さんにもっと東洋医学の良さや、鍼灸治療、ツボの凄さを身近に感じてもらたくて。鍼やお灸はまだ挑戦していないけれど、自分の指でのマッサージなら出来そうだという人にはピッタリです!
東洋医学初心者の方はまずはツボマッサージから触れていくのも良いかもしれませんね!
では第1回目のツボ紹介は湧泉【ゆうせん】です。
泉が湧くという名前の通り、生命力や生殖を司る腎を活性化させてくれる重要なツボです。
エネルギーの源 湧泉【ゆうせん】
・ツボの位置 左右の両足裏にあるツボです。
土踏まずの最もくぼむところに位置します。
体重を支える足裏にあるので強く押しても全然大丈夫なツボです。
・効能 :全身に血流がめぐり、下半身の冷えに効果的です。
高血圧や浮腫み、のぼせなどの症状にも効き、不眠症や生理痛、腎機能の低下も改善します。
お風呂上がりなどに5分程度マッサージをしてから寝ると身体がポカポカのままぐっすりと寝れちゃいますよ!
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(2019年4月5日)
鍼治療のご案内
東洋医学的アプローチの1つ
今日は鍼治療に関するお話です。
鍼治療を受けたことの無いという方はまだまだ多いように思います。 どうしても鍼は刺すものですから、痛そうで怖いというイメージがあると思います。
鍼灸治療は鍼灸国家資格を持つ筋肉や関節、靱帯の専門家であるプロフェッショナルな先生が施術を行いますので、安心して施術を受けていただけます。
また使用する鍼は髪の毛よりも細く、太さは0.1〜0.2ミリメートル。
病院で使用する注射針の半分以下です。
刺される瞬間にチクリと感じる事もありますがそのあとは深く刺されても痛みを感じる事はありません。
鍼はとても細くて、鍼自体もとても柔らかくグニャグニャと曲がるのが特徴です。
しかし折れてしまうようなことはまずありません。
柔軟で非常に強い金属なのです。
筋肉に対しても組織を傷つけ過ぎることなくスッと馴染むように入っていくので痛みが出にくいのです。
最近の鍼はステンレス製のものが多く、ディスポーザブル鍼という使い捨てのものを使用します。
なので感染症などへのリスク管理も徹底されています。
以前は金鍼や銀鍼というような高価な金属で作られた鍼を使用する時代もありましたが、その場合は使い捨てという訳にもいかずオートクレープという高熱滅菌消毒器に入れて滅菌消毒したものを繰り返し使用していました。
もちろんこれでも感染症に対してのリスクは全く問題無いのですが、滅菌消毒を繰り返すことは鍼の劣化を起こします。
劣化した鍼では痛みを伴う可能性が高まってしまうのです。
現在では非常に機能的で耐久性の高いステンレス鍼を用いていますから、痛みも少なく、感染症リスクも回避できるのでより鍼灸治療を受けていただきやすい環境になってきています。
それでもまだ怖いという方には、接触鍼という身体に刺さない皮膚表面だけを刺激する鍼治療もご用意しています。
ローラー鍼や梅花鍼というものです。
これだけでも身体はリラックスして落ち着きます。
眠気が出てくるほどです。
もちろん痛みのある症状にも有効です。
これらは小児鍼の一種なのですが、大人の方でも受けていただく事が可能です。
自律神経のバランスを整えることは子供も大人も必要なことです。
鍼灸治療はWHO世界保健機関が効果が有効であると認めたお墨付きの治療です。
ですから保険治療も可能な訳です。
鍼治療で改善が見込める症状
腰痛・坐骨神経痛・変形性膝関節症・頸椎炎・頸部筋筋膜炎・上腕肩甲関節周囲炎・慢性関節リウマチ・高血圧・低血圧・頭痛・片頭痛・メニエール症候群・緊張性頭痛・近視・不整脈・上顆炎・胆石・胆石仙痛・胆道回虫症・胆道ジオキネジー・急性扁桃炎・咽頭炎・喉頭炎・慢性副鼻腔炎・ 狭心症を伴う虚血性心疾患・白血球減少症・扁桃摘出術後疼痛・神経循環性無力症・抜糸疼痛・片麻痺術後疼痛・過敏症腸症候群・うつ病・ヘルペス後神経痛・アルコール中毒・三叉神経痛・薬物中毒・腎石疼痛・遺尿症・尿失禁・便秘・下痢・肥満・月経異常・月経困難症・女性不妊・男性不妊 インポテンス・分娩の誘発(以上の49疾患が対象)。
以上がWHO(世界保険機構)が効果を認めている疾患です。
え、鍼灸治療ってこんなにも幅広い症状に効果があるの?と驚かれたのではありませんか?
世界的には鍼灸治療の効果を認める動きが進んでいるのが事実ではありますが、まだまだ認知されていない、受けられたことのない方が多いのが実状です。
鍼灸の良さはそれだけではありません!
鍼治療の効果
身体の自然治癒力に作用させて自律神経のバランスを整えて痛みをコントロールしたりするものですので、西洋医学の薬による治療とは全く違うものです。
つまり薬等の副作用がありませんので誰にでも安心安全に受けてもらうことが出来ます。
毎日受けていただくことが出来るのも鍼灸治療、東洋医学の強みです。
鍼灸治療による効果を以下にまとめました。
- 疼痛の緩和
- 血液・リンパの循環改善
- 関節可動域の維持や増大
- 心肺機能の改善
- 内臓諸機官の機能改善
- 残存機能の改善
- 心理的効果
これでも鍼灸治療による効果の一部分です。
内科的な症状も含めて多くの疾患に効果が認められています。
内科を受診されても痛みの原因がわからない場合や、いくつも検査を受けても異常が見つからない場合なども鍼灸治療により改善していくことがあります。
患者様の症状に適応する治療法が必ず見つかるはずです。
とっぷ整体整骨院では提携クリニックのご紹介により鍼灸保険治療の同意をいただくことが可能です。
それにより窓口での負担額をかなり抑えることができます。
鍼灸治療に興味のある方は、まずご相談からしてみて下さいね!
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(2018年1月27日)