外反母趾についてご存知ですか?
女性の足のトラブル
こんにちは岸和田市 春木 とっぷ整体整骨院です。
今日は外反母趾についてお話します。
女性の足のトラブルでよく知られている外反母趾ですが、親指の先が外側にくの字に曲がり曲がりの頂点が靴との接触・摩擦で痛みを生じる病気です。
先が細い靴やハイヒール等の靴が原因と言われていますがそれはいったいどういうことなのでしょうか?
先の細い靴は親指を隣の指のほうに圧迫してしまいます。
親指の付け根の関節にはたくさんの靱帯があります。
その内側には内側側副靭帯があり、親指が人差し指の方向に曲がろうとする時に突っ張ってそれを防ぐ役割があります。
ハイヒールなどのかかとを高くする靴を履くと靱帯が緩むために親指が人差し指に曲がりやすくなります。
またハイヒールの場合、常に足関節が下に下がった底屈の状態になります。
本来の足底アーチの役割と機能が果たされなくなります。
結果的に足裏の縦アーチが機能しなくなり、横アーチも崩れてしまいます。
要するに土踏まずを構成するアーチが平坦になり安定性が低下する状態になる訳です。
扁平足とも呼ばれますよね?
外反母趾になりやすい人は足の指の形も影響しています。
人間の足の指の形は3種類あり、そのうち「親指が一番長い形の人が外反母趾になりやすい」と言われています。
親指が靴の先端に当たって圧迫を受けやすいからです。
変形がある程度進行してしまうとそれを元の状態に治すのはなかなか困難です。
ですのでそうなる前に姿勢のバランスや歪みを治す必要があります。
当院では施術の前に姿勢分析を行い、症状の原因を探し出し根本治療を目指しています。
まだ症状が中等度なら足の指でグーパーを作る体操も効果的です。
この体操で親指を支えている母趾外転筋という筋肉を鍛えます。
グーで全ての指を曲げて、パーで全ての指を開きます。
このとき親指が開いていることが一番重要です。
軽度~中等度でなら進行を止める効果が期待できます。
症状が中等度を超えている場合は関節が硬くなっているので、このグーパー体操では改善しません。
その場合は親指をつかんで人差し指と逆の方向へ伸ばすストレッチを行い、関節を柔らかくしていきましょう。
気になることは何でもご相談下さいね。
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(2018年1月28日)