ホルモンと健康第4弾

こんにちは岸和田市春木 とっぷ整体整骨院の前田昌輝です。

さぁシリーズでお話させていただいていますホルモンのお話第4弾です。

第4弾は、夫婦喧嘩を防ぐ⁈ホルモン。

心身がアクティブになるホルモン、幸せホルモンのご紹介です。

夫婦喧嘩を防ぐホルモンとは、オキシトシンと呼ばれるホルモンです。
手をつないだり、ハグをしたりとスキンシップをした時に分泌され、「愛しい」という気持ちが高まります。オキシトシンの分泌を促す行動を繰り返すと、ますます分泌しやすくなるとされています。まさに、スキンシップで生まれる愛情ホルモンですね。

オキシトシンのトリセツ。
分泌される部位は下垂体、働く場所は子宮、乳腺、脳です。
人とのスキンシップが難しければ、動物を飼うのも一案です。特に目線を合わせてくれる動物は、ホルモン分泌に好影響。ペットが飼えない環境の場合は、ぬいぐるみなどでも代用可能です。

先日もTVの報道で知りましたが、ペットを飼っている人といない人の比較で寿命に差があるとのことです。飼っている人の方が脳梗塞や心筋梗塞のリスクが下がるとの研究結果が出たそうですよ。スキンシップがストレスを緩和して脳や心臓にかかる負担を減らしてくれるというのはなんとなくイメージ出来ますよね。オキシトシンあなどれません。

心身がアクティブになるホルモンは、エストロゲンです。
女性ホルモンと呼ばれるものには、男性を追い求める、「攻め」のエストロゲンと、妊娠、出産を成立させようとする、「守り」のプロゲステロンの2つがあります。なかでもエストロゲンは肌の美しさや心身のアクティブさにもかかわり、艶のある女性はエストロゲンの分泌量が多いとも。女性ホルモンは加齢と共に減少する運命にあるため、減少スピードを緩める事が大切です。

エストロゲンのトリセツ。
分泌される部位、卵巣で働く場所は全身です。
エストロゲンの一部は、皮膚や脂肪の細胞でも分泌されたり働いたりしています。そのため、女性ホルモンの多さは肌の美しさに比例するとも。スキンケアやマッサージで皮膚を刺激することは、女性ホルモンの活性化につながります。スキンケアで分泌量アップしましょう!当院での治療や全身のリンパマッサージでも代用出来ますよね!

幸せホルモン、セロトニン。
心身を安定させ、現状に満足感を与えてくれるホルモン。腸で分泌されたセロトニンは基本的に腸で働きますが、腸と脳はお互い影響し合っているため(腸脳相関)腸で働いていれば、その情報が脳にも伝わると考えられています。セロトニンは男性より女性の方が分泌量は少ないとされ、そのため女性のほうが情緖不安定になりやすいとも言われてます。

セロトニンのトリセツ。
分泌される部位、腸、脳で働く場所も腸と脳。
体内時計はセロトニンの分泌に大きく影響します。朝はなるべく同じ時間に起床し、太陽の光を浴びること。24時間よりも少し長い体内時計がリセットされ、体内時計が整います。また、セロトニンは感動した時にも分泌されるため、日々小さなことでも感動できる何かを見つけるとよいでしょう。

さて次回は、今まで紹介したホルモンたちを活躍させる生き生きと楽しく過ごせる心のあり方をご紹介しますね。

ホルモンマスターまでもう少しですね!

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(2018年4月9日)

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