筋肉と関節の専門家ブログ

柔道整復師・鍼灸師による解説

だんじり祭りでよくなる足の症状

走り込みで多い足の症状

2週間後には岸和田市民が心躍るだんじり祭りが催されます。

とっぷ整体整骨院の前の道もだんじり祭りの装飾で彩られて、祭りの用意が着々とされています。

毎日のように仕事終わりの夜に「走り込み」に精を出す青年たちを目撃します。

さて、この岸和田のだんじり祭りの時期は、僕たちも急性の患者さんが多い時期でもあります。

普段はカラダを動かしてない方々が祭りの時期だけいつも以上に「走り込み」でカラダを酷使するので、怪我が多いんです。

今回はそんなだんじり祭りでよく起こる怪我についてクローズアップしていきます。

足関節捻挫

普段そんなに運動もしてないのに、急に走ったりしてバランスを崩し、足を内側に捻ってなる足関節捻挫。

だいたいは足関節の外側、外くるぶしの前から下に強い腫れができてしまいます。

捻ることで靱帯を痛めて起こるのですが、完全に靱帯が断裂していると外くるぶしの下には数日後に皮下出血斑が見られます。

足底筋膜炎

「走り込みを続けて、足の裏や踵が痛くなってきた」

なんて人が足底筋膜炎の可能性があります。

足の踵と足の指の付け根まで伸びている足底筋膜が炎症を起こして、痛みなどの症状がでる怪我です。

走り込みで繰り返し衝撃を足裏に与えていると、足底筋膜や筋肉が硬くなります。

それでも、我慢して適切な処置もせずに繰り返し衝撃を与えると、地面からの衝撃により足底筋膜炎になってしまいます。

それ以外でも、長時間立ち仕事している人や加齢でも足底筋膜のクッション性が低下してなったり、ふくらはぎやアキレス腱が硬い人もなりやすい傾向にあります。

肉離れ

運動をあまり普段はしないのに、走り込みで筋肉が急激に収縮とともに、逆に強く引き伸ばされて起こりえます。

肉離れが起こりやすい部位はふとももの裏(ハムストリングス)やふとももの前(大腿四頭筋)、内ももの筋肉(内転筋)、ふくらはぎ(腓腹筋)などが挙げられます。

肉離れの予防

 

「走り込み」の前は十分なストレッチをして予防を心掛けるのが大切です。

この他にも股関節痛や膝痛、こむら返りなどで毎年駆け込む方が多いので、しっかりと準備をして行ってくださいね。

上記に記載した症状が出た時は是非、頼ってください。

とっぷ整体整骨院はだんじり祭りでの怪我を全力でサポートします。

9月にはだんじり祭り特別サポートキャンペーンも実施予定です。

そちらはインスタやGoogleで告知する予定ですので、是非活用してください。

 

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(2024年8月31日)


岸和田市春木のとっぷ整体整骨院が解説する、吸玉で期待される効果

吸玉療法の効能

当院では治療を行うに当たり、「根本改善への3本柱」として

  1. 筋肉や関節、靱帯への整骨技術
  2. 脊柱骨盤への矯正技術
  3. 東洋医学的アプローチ

を提供させて頂いてます。

その中で3⃣に当たる東洋医学的アプローチでは鍼灸治療や吸玉療法を用いて、人間の持つ免疫力を向上させて、病気や不調、老化への耐性を強化することを行っています。

来院された方にはほぼ100%受けてもらっているのですが、受けてもらっている方に

「今日は吸玉しますよ。したことはありますか?」

というと、だいたいは

「いえ、初めてです。どんな感じですか?」

と質問されます。

またSNSなどで見たことがある方もいますが、カラダにたくさんの丸い赤から赤紫のアザができることぐらいしか知らないといった方も。

それで今回は吸玉について、ざっくりと解説したいと思います。

吸玉とは

簡単に何をするかというと

「皮膚を陰圧で吸引して、気血の巡りを良くし病気を治す」治療法です。

皮下組織に潜んでいる異常を表皮に陰圧で吸い出すことで、瘀血や虚血、浮腫など除去し、カラダを正常な状態に戻していきます。

その歴史は古く、古代中国だけでなく世界中の多くの民族が古くから行ってきました。

分かっているだけで紀元前5世紀の古代エジプトやギリシャで治療として使用されていたようです。

その後、紀元前のバビロニアから中世のヨーロッパに広がったようです。

日本でも「日本書紀」や日本最古の医書「医心方」にて紹介されています。

現代では中国、韓国、台湾などの東アジアやカンボジア、ベトナムなどの東南アジア諸国に、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ諸国でも愛用されています。

吸玉療法の効能

では吸玉をすることによって、どういった効能が見込めるのかを簡単に説明していきましょう。

血液循環を改善

表皮への刺激により血液還流や毛細血管の拡張、血液循環を速くし、血管の緊張を緩めることで血管壁の通過性の機能を改善して血液循環をよくします。

新陳代謝を促進

血液成分や酸素を体内に送って、内分泌の変化など直接または間接的に新陳代謝促進します。

カラダに痛みを緩和、解除

吸引の刺激によって血液の循環をよくし、代謝産物を除去、酸素不足の改善を起こし、疼痛閾値を高め疼痛を緩和、解除します。

免疫力の亢進

良性刺激を与えることで白血球の貪食作用を高め、カラダの抵抗力を強化します。

これらの作用を用いて色々な病態に対応しています。

ギックリ腰や肩関節痛、こむら返り、膝関節痛、寝違い、五十肩、坐骨神経痛などに主に当院では使用しています。

全身療法 吸玉中

他にも、血流が良くなることで、

  • 自律神経の作用の正常化による睡眠改善、ストレス解消、便秘の改善
  • リンパの流れも良くなることで、デトックス効果、むくみの改善
  • 毒素が体内から排出されやすくなり、ダイエット効果の向上

など、吸玉による効果は良いことずくめでです。

とっぷ整体整骨院では、今週6/19、21、22と吸玉の無料体験を行っています!

慢性的な肩こり、腰痛や上記の症状でお悩みの方は吸玉で血流改善してみませんか?

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(2024年6月18日)


筋肉痛で整骨院で保険は使える?

筋肉痛

岸和田のだんじり祭りもひと段落した10月後半。

沢山のだんじり祭りで怪我をされた方が来院されました。

傷病の多くは足首の捻挫や打撲、シンスプリントに腰部の捻挫が多かったです。

それ以外でも「筋肉痛になったけど、診てもらえますか?」

といったものもありました。

整骨院で健康保険の適用となるのは、外傷が明らかなものに限られています。

  • 骨折・脱臼
  • 打撲・捻挫・挫傷(肉離れなど)

これ以外の日常生活における疲労や肩こり、腰痛、体調不良、スポーツなどによる筋肉疲労や筋肉痛はその対象外とされています。

では、本当に筋肉痛では健康保険が使えないのか?

答えは「負傷原因がはっきりしている筋肉痛では健康保険が使えます!」

筋疲労や疲労回復での利用はダメですけどね。

では、そもそも筋肉痛って何ってなりますよね。

筆者も若い時とは違い、久しぶりに運動や慣れない動きをしたら筋肉痛を引き起こします。

筋肉痛のメカニズム

筋肉痛とは、運動によって生じる筋肉の痛みをいいます。

ひと昔前は、激しい運動をすると筋肉に疲労物質である乳酸が蓄積して筋肉痛を引き起こすと考えられていました。

しかし、現在では乳酸はエネルギーとして体の中で再利用されるので「乳酸は疲労物質ではない」と認識されています。

ここ最近の考えでは、運動によって筋繊維の損傷を修復する際に炎症が起こって痛みを引き起こすという説が有力です。

普段しない運動をしたり、慣れない動作などをして普段使わない筋肉を使うことで、筋肉を構成する繊維に細かな傷ができ、それを修復する過程で炎症反応がでてブラジキニンなどの痛みを生み出す刺激物資が生成することで筋肉痛が起こると考えらています。

筆者も若い時とは違い、久しぶりに運動や慣れない動きをしたら筋肉痛を引き起こします。

今回、来院された方々は筆者と同年代の方も多かったのですが、普段あまり運動をしない人は毛細血管が発達してないので、筋繊維を修復したり痛み物資を取り除いたりするのに時間がかかります。

だんじり祭りの前に適度にカラダを動かすと筋肉痛にはなりにくいので普段から適度な運動を心掛けてください。

原因が分かっている筋肉痛は挫傷(肉離れなど)と同様の症状だと考えられます。

「ただの筋肉痛やから大丈夫!」

なんて考えて繰り返し同じような運動を続けていると、細かな傷が大きく断裂して痛みが強くなったり、歩行が困難になる事もあるので、

「いつもより痛いし、熱もってるな」

と感じたら、相談してもらうのがいいですね。

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(2023年10月23日)


足関節捻挫 だんじり祭りでよくなる症状の1つ

だんじり祭りで1番多い症状

先週の日曜日に10月のだんじり祭りでの入魂式が行われました。

その後も参加される方は日々、寄り合いや練習でカラダを酷使しているようで色々な怪我で当院を利用されます。

その中で一番多い症状が「足関節捻挫」です。

足関節捻挫

普段そんなに運動もしてないのに、急に走ったりしてバランスを崩し、足を内側に捻ってなる足関節捻挫。

だいたいは足関節の外側、外くるぶしの前から下に強い腫れができてしまいます。

捻ることで靱帯を痛めて起こるのですが、完全に靱帯が断裂していると外くるぶしの下には数日後に皮下出血斑が見られます。

日常でもよく起こる症例ですのでついつい軽く見られがちですが、不適切な治療や放置をしていると後で痛みを残したり、緩い足首となって後々治療が難儀になることもあります。

ですので適切な初期治療を行うことが必要です。

不適切に治療を行うと、痛みを残したり、緩みが残ったりして何度も捻挫を繰り返すようになってしまいます。

足関節捻挫には程度によって3段階に分類することができます。

第1度(軽傷)

靱帯のごく一部が断裂して少しの腫れと圧痛がでますが緩みがでない状態

第2度(中等症)

靱帯の断裂は不完全で関節の不安定はほぼないが、広範囲で腫れと圧痛がでている状態

第3度(重症)

靱帯は完全に断裂。

強い腫れと圧痛が出て、皮下出血斑や関節の不安定性が顕著に表れます。

足関節捻挫の応急処置

無理して歩かず、まずは応急処置を行いましょう。

RICE処置

rest(安静)

ますは安静にして、痛む足に体重をかけないようににしましょう。

ice(冷却)

炎症しているので氷水や保冷剤で患部を冷やしてください。

compression(圧迫)

包帯を巻いて軽く圧迫します。

痺れたり皮膚の色が悪くなるようなら循環障害が引き起こされているので緩めましょう。

elevation(挙上)

痛みのある場所周辺の循環を改善し、腫れと内出血を防ぐのに患部をクッションなどで高くしてましょう。

その状態で来院して頂いたら、痛みを和らがるのに超音波療法や鍼治療で対応して、早く日常に戻るようにしていきます。

 

 

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(2023年9月29日)


肉離れ だんじり祭りでよくなる足の症状の1つ

だんじり祭りでよくなる足の症状の1つ

コロナが明けて、春木では9月の15、16、17日にだんじり祭りが開催されました。

とっぷ整体整骨院の前を法被を着た方々が勇壮に走り抜けていくのを目撃でき、ついついスマートフォンを持ち出して動画撮影をいっぱいしてしましました。

さて、だんじり祭りが終わるとたくさんの方々が足の症状を訴えられて来院されます。

今日はその症状の1つである「肉離れ」について書きたいと思います。

肉離れとは?

運動をあまり普段はしないのに、走り込みで筋肉が急激に収縮とともに、逆に強く引き伸ばされて起こりえます。

太ももやふくらはぎなどの筋肉が断裂して、炎症や内出血を起こし、患部が腫れて激しい痛みを生じます。

部分的に断裂することが多いのですが、まれに筋肉が完全に断裂してしまうこともあります。

肉離れの原因

肉離れは急なダッシュやジャンプなど、急激な運動で筋肉への負荷がかかってしまう動作に筋肉が耐えられなくなったときに筋肉の1部が切れたり、裂けたりする症状です。

激しいスポーツ以外でも、筋肉が弱っていたり、疲れが溜まった状態でもちょっとした運動や日常の何気ない動作でもなったりします。

肉離れが起こりやすい部位はふとももの裏(ハムストリングス)やふとももの前(大腿四頭筋)、内ももの筋肉(内転筋)、ふくらはぎ(腓腹筋)などが挙げられます。

肉離れの応急処置

肉離れになったと感じたら、専門機関に行くまでにこちらの応急処置をしてあげてください。

1,アイシング

肉離れが起こった直後は歩行を控えて、すぐに冷やすことが大事です。

周りに保冷剤や氷がなければ、水で濡らしたタオルでもいいので、すぐにアイシングしましょう。

アイシングには内出血の拡大を防ぐ効果があります。

ただ、冷やしすぎると筋肉が硬くなって、回復に必要な血行を悪くしてしまいます。

冷やす過ぎて痛くならない目安はだいたい30分です。

2,足の挙上

専門機関に行くまでは膝を軽く曲げて、クッションなどを使用して下肢の挙上にしておくと痛みを和らげます。

この際に患部を心臓よりも高い位置に上げておくと、肉離れでの腫れを防止したり、軽減する効果が期待されます。

 

だんじり祭りでの「走り込み」の前は十分なストレッチをして予防を心掛けるのが大切です。

この他にも股関節痛や膝痛、こむら返りなどで毎年駆け込む方が多いので、しっかりと準備をするのだ大切です。

上記に記載した症状が出た時は是非、ご相談ください。

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(2023年9月18日)


産後に起こる色々な身体の不調とは?

骨盤の歪みからでる症状

「産後で腰痛が昔より酷くなって」

なんてことをおっしゃるお母さん方が多々来院しています。

なぜ腰痛が出やすいかと言われれば、産後は赤ちゃんが通るために大きく開かれるので、骨盤がしばらくは不安定な事が原因です。

それでその間は骨盤が歪みやすく、また歪んだまま放置していまうと腰痛や恥骨痛といった不調がでやすくなります。

妊娠中からゆっくりと広がった骨盤。

広がるためには周辺の筋肉が緩んだ状態になります。

赤ちゃんが生まれた後も3~4か月は骨盤が不安定で筋力も低下している状態です。

そんな状態でも育児や家事は「待ったなし」なこともあり、動き回っているうちにいつの間にか骨盤が本来の位置ではなく、歪んだ状態で戻ってしまうのが腰痛の原因です。

また、妊娠中はお腹が大きくなるので、重心が前にでやすくなります。

それをバランスをとろうとして「反り腰」になりやすいです。

出産後もそのまま反り腰が癖になって、子育てや家事に頑張っていると腰の周りの筋肉に余計な負担がのしかかり、やっぱり腰痛になる原因となってしまいます。

骨盤の歪みで出る症状として、恥骨の痛みもあります。

歩くと痛い、足の付け根が痛む、立ったり座ったりする時に「ズキッ」とするなんて事があれば、恥骨痛の可能性があります。

衆参に向けて骨盤が開き、分娩で損傷した場合は徐々に痛みが解消されるものが多いですが、骨盤の歪みが原因の場合は大元の骨盤の歪みを解決しないと根本的には痛みは引きません。

こういった事が起こらないように産褥期はしっかりと休養をとり、家事などはなるべく家族やパートナーに助けてもらいましょう。

また産後骨盤ベルトも骨盤が正しい位置に戻るのをサポートしてくれるのでお勧めです。

産後骨盤矯正を行うなら、産後のデリケートな身体には負担が大きいので、1ヶ月検診で良好と認められた後、産後2か月目からが推奨されています。

 

姿勢分析データ数業界ナンバー1の当院では毎年たくさんの方が骨盤の歪みが原因とする様々な痛みや不調、機能不全についてお悩みを解決しています。

赤ちゃんのお世話が優先でついつい自分の身体のことは後回しになりがちですが、少しでも腰や恥骨に違和感を感じたら早めに対処をしましょう!

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(2023年4月17日)


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