骨太に!カルシウムの必要性!!

カルシウムがカラダに与える影響って?

最近、当院の患者様で提携クリニックの受診をされる方で骨密度の検査を受けていただく機会が増えています。

みなさん健康に対する関心が高くなっているのもあるのですが、そもそも骨の強度は、筋肉の状態や痛み症状との関連も深いので無視できない要素になってきています。

それは治療においても必要な情報の為に、できるだけ骨密度検査をお勧めしています。

そこで衝撃的だったのが20代や30 代の患者様で骨粗しょう症の疑いがある方が非常に多いということでした。3〜4人に1人は骨粗しょう症・もしくは予備軍という状況でした。

ここで改めて骨粗しょう症を防ぐ為にカルシウムの必要性についてお話しします。

カルシウムとは?
主要ミネラルの1つです。
生体内で1番多いミネラルで、体重の1〜2%含まれています。

骨や歯の主成分になりますが、細胞の分裂・分化、筋肉収縮、神経興奮の抑制につながり、神経の伝達に関わったり、細胞の働きをスムーズにする事や、臓器や組織を円滑に働かせるために必要で、血液凝固作用の促進などにも関与しています。

代謝の際の酵素の役割もサポートして、栄養素を分解・合成を助ける「補酵素」の役割も担っています。

カルシウムは主に小腸で吸収されるが、吸収率が成人でも20〜30%とあまり高くないです。
ビタミンDや、副甲状腺ホルモン、カルシトニンなどの働きで腸管での吸収、血液から骨への沈着、骨から血液への溶出、尿中への排出が制御され、血中カルシウム濃度が一定を保たれています。

成人だと
男性なら800mg
女性なら600mg
ほど必要です。

魚介類や乳製品に多く含まれ
100gあたりの含有量で
1番多いのが えび類 2000mg
少ない物で大豆製品 お豆腐で 45mg
含まれています。

効率よくカルシウムを吸収するには他の栄養素との相性が重要です。カルシウムと相性のいい栄養素はビタミンB」「乳糖」「リジン」「カゼイン分解物などが挙げられます。

カルシウムが不足すると?

骨密度が低下する

血中カルシウムが不足すると、カルシウムを補おうとして過剰に骨細胞が溶かされてしまいます。結果として、骨量が減少して骨密度が低下してしまいます。特に閉経期以降や高齢になると骨吸収が骨形成を上回るので骨粗鬆症や骨折のリスクが高くなります。

子供の発達障害

カルシウムは成長ホルモンを作用させて身長を伸ばしたり、骨量を高めて丈夫な骨を作る作用がありますが、子供のカルシウム摂取が不足すると「身長が伸びない」「骨折しやすい」といった骨の発育障害が起こります。カルシウム不足が進むとくる病を発症して、脚が曲がって成長してたり歯の生え変わりが遅くなったりします。

神経系の痙攣

血中カルシウムが低下すると、低カルシウム血症を発症することがあります。重度の場合は「手足の感覚障害」「筋肉痛」「テタニー(筋肉の攣縮や硬直)」といったことが生じる場合があります。

当院で配布してるカルシウムウエハースは牛乳1本分の220mg含まれているので、成人男性の約4分の1のカルシウムを摂ることができて、牛乳にはCCPというタンパク質が含まれ、カルシウムの吸収を助けると成分も含まれ吸収されやすいですよ!

植物性の食品は食物繊維やフェチン酸など、吸収を阻害するもの含まれるので、魚介類や乳製品で補給するのが望ましいです。

骨粗しょう症は生活習慣による影響が大きい為に、適度な運動、バランスの取れた食事、たっぷりの睡眠はどれも欠かせません。

気になる方は、もう一度生活習慣を見直してみると良いでしょう。

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(2019年11月16日)

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